【リペイント記録】仮面ライダー新1号ソフビを筆塗りで完全リメイク! #972

2025年7月27日

遊び倒したライダーソフビを全塗装で再生!

我が家には、小学生になった長男が幼いころに遊んだ仮面ライダーのソフビフィギュアがたくさんあります。今回はその中から、昭和ライダーの代表格・仮面ライダー新1号を筆塗りで全塗装リペイントしてみました。

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塗装前の状態と下準備

このソフビの刻印は2004年製、バンダイ発売、中国製造。平成ライダー初期の頃に発売された一体のようです。

頭部アンテナの一部が折れていたため、パテで丁寧に補修しました。

柔軟性を戻すために煮沸処理を行い、その後ベンジンに1~2日浸けて可塑剤を抜く処理を実施。しっかり乾燥させた後、Mr.スーパークリア つや消しを全体に吹き、塗装の下地を整えました。


使用した塗料と筆について

塗装はすべて筆塗りで行いました。塗料は以下を使用:

  • シタデルカラー(Citadel)
  • ファレホ(Vallejo)

筆は模型塗装用の面相筆を中心に、広い面にはブラシを使って効率化。


下地から本塗装までの工程

1. 下地塗装

最初にファレホのエルフィックフレッシュ(白に近いフレッシュカラー)で補修部やベルトの一部に下地塗装。

2. 銀色(シルバー)

ファレホのシルバーを使用。ベルトや頭部、グローブ、ブーツなど、剥げていた箇所に塗り直し。

3. マスクカラーの調色

マスクのカラーはファレホのシルバー+ジェイドグリーンを混色して再現。銀多めで絶妙なメタリックグリーンに。

4. 緑の上塗り

シタデルのキャリバングリーンを背中とボディへ塗装。隠ぺい力が強く、濃い発色で雰囲気が一気に引き締まります。

5. 黒の部分

ファレホのブラックで、ベルトやマスク、スーツの一部を補修塗装。

6. 赤いポイント

ファレホのブラッディレッドで目、マフラー、ベルトなどに彩色。


最終仕上げとコーティング

質感を統一させるために、シタデルの特殊効果塗料ストームシールドを薄めて全体に塗布。

最後に、**ソフト99のボデーペン(クリア)**を吹き付けてツヤを調整し、乾燥後に完成です。


完成レビューと仕上がりの印象

完成した新1号ソフビは高さ約17cm。マスクの調色と各パーツの再塗装で、印象がガラッと変わりました。台座を使って、正面から背面までしっかり飾れるようにしています。


まとめ

今回は、思い出の詰まった仮面ライダー新1号のソフビフィギュアを、筆塗りでリメイクしました。劣化した箇所の補修から、塗装工程までを細かく紹介しました。お手持ちのソフビも、ひと手間かければ見違える姿になりますよ!

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年7月27日

Posted by Mさん模活時間の記録