【食玩フィギュア制作記録】SHODO仮面ライダーVS「ショッカー戦闘員・ベレー帽」2体を組み立て&塗装 #1006

2025年9月11日

2019年発売「SHODO仮面ライダーVS 結成!悪の軍団」より、ショッカー戦闘員・ベレー帽タイプを2体制作。素組みから下地処理、ファレホやシタデルカラーを使った筆塗り塗装まで詳しく紹介します。

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食玩キット「SHODO仮面ライダーVS」からショッカー戦闘員を制作

今回制作したのは、2019年に発売されたSHODO仮面ライダーVS 結成!悪の軍団から、ショッカー戦闘員・ベレー帽タイプ2体です。

10cmサイズの可動フィギュアで、武器や交換パーツも付属している食玩キットです。


No.42 ショッカー戦闘員(黒ベレー帽)の組み立て

まずはNo.42、ショッカー戦闘員(黒ベレー帽)から制作しました。
封入パーツは以下のとおりです。

  • ボディ
  • 頭部
  • 交換用の手首パーツ(5種類)
  • 武器:短剣
  • スタンド兼台座

組み立てはスムーズで、頭部ジョイントのはめ込みも良好。未使用の手パーツはスタンドに収納でき、ディスプレイ補助として便利です。


No.43 ショッカー戦闘員(赤×緑タイプ)の組み立て

続いて、No.43の戦闘員を制作しました。

こちらは赤いボディと緑のフェイスが特徴的なベレー帽戦闘員です。

構成はNo.42と同じですが、背中部分に未塗装箇所があったため、後の塗装で補います。


塗装前の下地処理

両方の戦闘員とも、組み立て後にMr.スーパークリア つや消しを全体に吹き付け、塗装下地を作成しました。


使用した塗料と道具

今回の塗装に使用したのは以下の水性アクリル塗料です。

  • ファレホ(Vallejo) … ゲームカラーを中心に使用
  • シタデルカラー(Citadel) … 装飾・補助塗料として使用

筆は模型用の面相筆をメインに、広い面積には平筆を使用しました。


塗装工程(ダイジェスト)

赤の下地塗り

No.43の戦闘員は背中の赤部分が未塗装のため、まずファレホのエルフィックフレッシュで下地を作成。フリーハンドで慎重に塗り進めました。

鮮やかな赤の上塗り

続いてファレホのブラッディレッドを重ね塗り。ラーミアンメディウムを併用することで、ムラを防ぎ鮮やかな発色を実現しました。

ベルト部分のシルバー

両キット共通で、ベルト装飾部をファレホのシルバーで塗装。点を打つように丁寧に色をのせました。

シェイドによる陰影表現

仕上げにシタデルカラーのシェイド「ナルンオイル」を使用。ベルトのバックル部分のショッカーマークに陰影を加え、質感を高めました。


使用した塗料の特徴

  • ファレホ(Vallejo):世界的に評価の高い水性アクリル。筆塗りが滑らかで筆ムラが少ない。
  • ゲームカラー:鮮やかな発色が特徴。人物やモンスター系フィギュアに適したカラー。
  • シタデルカラー:高い隠ぺい力とマット質感。下地を気にせず塗れるのが強み。

仕上げと完成

最後に水性トップコート(つや消し)を全体に吹き付け、乾燥後に完成。
黒ベレー帽タイプと赤×緑タイプの戦闘員を並べて、フロントビューからリアビューまで鑑賞できる仕上がりとなりました。


まとめ

今回はSHODO仮面ライダーVS 結成!悪の軍団より、ショッカー戦闘員・ベレー帽タイプ2体を組み立てから塗装まで仕上げました。
ファレホやシタデルカラーを活用することで、短時間ながらも鮮やかで質感のある仕上がりにできました。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年9月11日

Posted by Mさん模活時間の記録