【食玩キット制作】SHODO OUTSIDER ゲルショッカー首領を組み立て&塗装レビュー #1007
2019年発売の食玩「SHODO OUTSIDER」シリーズからゲルショッカー首領を制作しました。組み立てから塗装工程、使用カラーの特徴まで詳しくレビューします。
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SHODO OUTSIDER ゲルショッカー首領とは
今回は、2019年に発売された食玩キット 「SHODO OUTSIDER 仮面ライダーシリーズ」 から、ゲルショッカー首領を制作します。
このⅣシリーズでは、シャドームーン・アナザーアギト・仮面ライダーカイザなども同時にラインナップされていました。



開封と組み立て
封入はお馴染みのシンプルな構成ですが、本キットはSHODOシリーズでは珍しい PVC素材のボディはめ込み式。
頭部パーツは「正体不明の装束バージョン」と「単眼バージョン」の2種が付属しています。


組み立てでは、パーツをはめ込みながら、流し込みタイプのプラモデル用接着剤(Mr.セメント)を使用しました。
まずは装束バージョンで素組みし、フロントビューと単眼バージョンへの換装を確認しました。


塗装準備と下地処理
塗装に入る前に、Mr.スーパークリア つや消しを全体に吹き付けて下地を作成。
これにより塗料の食いつきが良くなり、仕上がりも安定します。

塗装工程:頭部ディテールの表現
今回の塗装のポイントは、単眼バージョンの頭部にある 赤い血管状のディテール。
- 赤い血管部分
シタデルカラーのシェイド「レイクランドフレッシュシェイド」を極細筆で流し込み。薄めることで自然な仕上がりになりました。 - 補色(緑部分)
シタデルカラーBASE「キャリバングリーン」で細部を補色。 - 補修(白部分)
ファレホ「ゲームカラー デッドホワイト」を使用し、はみ出し部分を修正しました。

装束の赤を表現
仕上げに、シタデルカラー コントラスト「ブラッドエンジェルレッド」を薄めて装束全体に染め塗り。
これにより、深みのある赤い質感が再現できました。

使用した塗料の特徴
- ファレホ ゲームカラー
筆塗りしやすく、発色が鮮やか。人物やモンスター系フィギュアに最適。 - シタデルカラー
食いつき・隠ぺい力が高い水性アクリル。シェイドやコントラストを活かすことで立体感を演出可能。

完成レビュー
最後に水性トップコート(つや消し)を吹き付けて乾燥させ、完成です。

- 単眼バージョン:血管ディテールが際立ち、迫力ある仕上がり。
- 装束バージョン:正体不明の怪しい雰囲気を再現可能。



フロントビューからリアビューまで、頭部換装により異なる存在感を楽しめる仕上がりになりました。



まとめ
今回は、食玩キット 「SHODO OUTSIDER 仮面ライダーシリーズ」 からゲルショッカー首領を制作しました。
組み立ての工夫、塗装で使用したシタデル・ファレホ塗料の特徴、ディテール表現のポイントを紹介しました。












