#392【デカ消し塗装しました】タイルマン 丸越第6弾・キンケシ

2022年5月17日

今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第6弾の、タイルマンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました

Point☆

・超人オリンピック、予選の新幹線アタックで高得点を出した超人は?
・昭和レトロ、当時のキン消しってペイントできるの?
・ゴム消しフィギュアをべたつきなく塗装するには

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Youtube塗装動画

可塑剤を抜く塗装前の下処理

第6弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
タイルマンと同じく、超人オリンピックザ・ビッグファイト時に登場の超人としてはオイルマンや、バラクーダ、キングコブラあたりが面白いラインナップです

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが汚れと落書きは目立ちます
所持しているキン消しの管理していた番号でしょうか
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の色塗りに使用した塗料はこちら

ベースとして、全身にまず、ファレホのゲームカラー・ベルデグリを塗りました
薄い緑のカラー
ライトな塗料にしては隠ぺい力は強いですが、それでもキンケシの地に直接だったので、2度の重ね塗りでしっかり色を乗せました

今回はアニメカラーでのペイントにしています


ファレホのゲームカラー・デッドホワイトです
台座の下地として、そしてタイルマン本体の目地には、水で溶いて薄めた状態で流し込むように塗り入れました

アニメカラーはフェイスだけ色味を変えていたので、シタデルカラーのBASE、セレストラグレイを使いました
薄めのグレー
塗っているときは少し違和感がありました が、じきに馴染んできました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

台座の上塗りです
ファレホのゲームカラー・グレイシャーブルーです
薄めの青といったところでしょうか
少しグレーがかっています タイルマンの本体カラーと馴染むような色のチョイスをしました

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

再びベルデグリで、少し着色の弱い箇所を重ね塗り
これでほぼ全面、しっかり色が出ました

目です
ファレホのモデルカラー、アイスイエローを塗り入れ

最後はドライブラシ
シタデルカラーのドライ種、プラゼティホワイトで特に、造形の角の部分を重点的にブラッシングしました

かかった時間は約40分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です
今回はアニメカラーを意識して色分けしました
特に胴体はタイルっぽい仕上がりにできました

フロントビューからリアビューまで

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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第6弾・タイルマンをアニメカラーでペイントしました

この記事を書いた人
m3-c blog運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年5月17日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c