キンケシプレミアムVol.6「パルテノン」を筆塗り塗装レビュー|水性アクリルで白い巨漢超人を彩色#1130

2019年発売「キンケシプレミアムVol.6」から、王位争奪編の強豪超人パルテノンを水性アクリル塗料でペイントしました。煮沸やベンジン処理などの下処理から、ファレホとシタデルカラーを使った筆塗り塗装、仕上げまでの工程をレビューします。

キンケシプレミアムVol.6「パルテノン」を水性アクリルで筆塗り塗装レビュー

2019年にリリースされた「キンケシプレミアムVol.6」から、今回はパルテノンをペイントしました。キンケシの塗装はいつものように、水性アクリル塗料を使った筆塗りで仕上げています。

この「キンケシプレミアムVol.6 死闘の末にあるものは・・・の巻」は、2019年1月にプレミアムバンダイから発送された予約商品です。ラインナップにはディフェンドスーツのキン肉マンラーメンマン、そしてザ・サムライなど、王位争奪編で活躍した超人たちが収録されています。今回塗装するパルテノンも、その中でもひときわ存在感のある巨漢超人です。

塗装前の状態

まずは塗装前の状態から確認します。造形は非常にボリュームがあり、巨体のパワー系超人らしい迫力があります。パルテノンのキンケシを塗装するのは、以前に手がけた丸越製第12弾のデカ消し以来となりました。

塗装後の仕上がり

今回の彩色は、1990年代の王位争奪編アニメカラーをイメージしました。パルテノンは白を基調としたカラーリングの超人なので、シンプルな色構成ながら塗装面積が広く、ムラが出ないよう慎重に作業しています。

キンケシ塗装の下処理

キン消しやデカ消しの塗装では、まず下処理を行います。基本的な流れは以下の通りです。

・煮沸して素材を柔らかくし、形を整える
・余分な油分や表面の汚れを取り除く
ベンジンに一晩から2日ほど漬け込み、可塑剤を抜く

その後しっかり乾燥させ、全体にMr.スーパークリア(つや消し)を吹いて塗装の下地を作りました。

水性アクリル塗料で筆塗りペイント

塗装には主に水性アクリル塗料のファレホを使用し、要所でシタデルカラーも使っています。すべて筆塗りで仕上げました。筆は基本的に面相筆を使い、面積の広い部分は平筆やブラシを使って効率よく塗装しています。

まずベースカラーとして、全身にファレホ「パンツァーエース 肌色ハイライト」を塗りました。薄いフレッシュカラーの下地を作ることで、その後の塗料の乗りが良くなります。この工程は平筆で一気に塗るので、数分で完了します。

白カラーの塗装

下地が乾燥したら本塗装です。メインカラーにはモデルカラーの「ホワイトグレー」を使用しました。少しグレーがかった白で、粘性が高く隠ぺい力も強い塗料です。

しかしパルテノンは塗装面積が広いため、一度ではきれいに色が乗りません。シタデルカラーの「ラーミアンメディウム」で薄めながら、薄塗りを重ねて色を整えていきました。広い面積は筆で伸ばすより、先端で軽く叩くように塗るとムラが出にくくなります。

細部の色分け

目や手足の部分には、ゲームカラーの「サンライズブルー」を使用しました。明るい色ですが隠ぺい力もあり、アクセントとしてよく映えます。

その後、塗り残しや色ムラを整えるため、再びホワイトグレーで上塗りを行いました。最後にシタデルカラーのコントラスト「アポシカリーホワイト」を薄めて流し込み、ディテールに陰影を加えています。

ここまでの塗装時間はおよそ30分ほどでした。

パルテノンという超人

パルテノンはギリシャ出身の超人で、名前の通りパルテノン神殿をモチーフとしたキャラクターです。超人強度は1500万パワー。人柱を埋め込んだ体から怨念のエネルギーを放つなど、独特の能力を持つ超人として知られています。

仕上げと完成

塗装が完了した後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン(クリア)を全体に吹き付けてコーティングしました。しっかり乾燥させれば完成です。

台座に固定してフロントビューからリアビューまで確認すると、巨体の造形と白いボディカラーがよく映える仕上がりになりました。

今回は「キンケシプレミアムVol.6」からパルテノンを、水性アクリル塗料による筆塗りでペイントしました。キンケシ塗装の工程や使用塗料についても紹介していますので、ぜひ制作の参考にしてみてください。

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録