#684 キン肉マングミRound3 キンケシチャームのザ・ニンジャ(C)を色塗りしました
今回は、2023年秋に発売された、キンケシグミの第3弾に付属の、チェーンの付いたキンケシチャーム。
・キン肉マングミに、キン消しが付いてきた
・水性アクリル塗料(シタデルカラー+ファレホ)でキン消しを塗装
・水性塗料で、キン消しを失敗せずに塗装するやり方
キンケシグミは、これまで第1弾・第2弾と発売され、過去のキン消しの造形を忠実に再現したグミが面白く、人気のシリーズ
今回はそのグミの第3弾として30種類の造形を楽しめるほか、全16種類のキン消し(過去造形)が、チャームストラップ付で付録として付いているという仕様でした。
こんな感じで、グミ本体のパッケージに付属する形で、各袋1体ずつ、キン消しが付いています
今回付いていたのは、、ザ・ニンジャ(C)でした
グミの方ではこんなん出ました
塗装の様子をYoutube動画で見る
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
塗装前の状態です
体長約4㎝、少し手と足が大きめにディフォルメされて作られた、キンケシ独特の造形をしています
これは最新型ではなく、あくまでも1980年代の当時物、レギュラーシリーズのころのキン消しの造形です
素材は最近のキン消しと同じくPVCでできています
塗装に際して、チャームストラップは外して処理をしていきます
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
キンケシ・デカ消しを色塗りしているいつもの工程で、塗装前の下処理をしていきます
煮沸して、自立できるよう曲がりクセを補正、表面の油分・埃をとります
ベンジン漬けして、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
乾燥させてMr.スーパークリアつや消しを吹き付けて塗装下地をつくる
水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)で塗装
そして塗装です
色塗りの様子はハイライトにまとめています
下地塗装
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階
水性アクリル塗料のシタデルカラーとファレホを併用しました
オール筆塗りで色付けしています
白・銀の下地にしたシタデルカラーのアポシカリーホワイト
ボディのメインカラーの下地として、グリフチャージャーグレイを使いました
首巻きを赤、下地はブラッドエンジェルレッドです
黒の下地にはバシリカヌムグレイ
肌のカラーには、ファレホのパンツァーエース、肌色ハイライトカラーを使いました
黄色・イアンデンイエロー
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所にはブラシを使って、効率よく時短させながら塗装をしていきました
下地に用いた塗料がこちら
上塗り塗装
ここからは上塗りです
ファレホのゲームカラー・ブラックです
ファレホは、スペイン発の水性アクリル塗料で、多くのカラーが粘性高く隠蔽力が強い
フィギュア塗装にはとても使い勝手の良い塗料です
赤の上塗りにシタデルカラーのメフィストンレッドを使いました
一番面積の大きいボディカラー、紺色は、シタデルカラーのBASE、ナイトロードブルーで表現しました
シタデルカラーは、イギリス発、ミニチュア塗装用の水性アクリル塗料です
ゲームズワークショップという会社から発売されています
銀色、アイアンハンズスティールです
今回は学研の図鑑・超人を参考にしながら、原作カラーをイメージして着色しました
目にはファレホのゲームカラー、デッドホワイト
金・ファレホのゲームカラー、ポリッシュドゴールド
胸の手裏剣マークです
肌の上塗りにはシタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを使いました
目は、ガンダムマーカーの0.3mmシャープで書き入れました
塗装後
色塗り後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン・クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成 これがトップコートの役割を果たします
塗装後がこちら
塗装シーンのみのYoutube動画
塗装シーンのみの動画
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このザニンジャの造形は、当時物、レギュラーシリーズのキン消しでは「パート20」でラインナップされていたものでした
ザ・ニンジャは、悪魔六騎士の一人で、日本出身、超人強度は360万パワー。
悪魔から正義超人に転身して、超人特別機動警察隊としても活躍。
超人血盟軍で王位争奪編ではソルジャーチームの一員です。
というわけで、今回はキンケシグミに付属の、キンケシチャームから、ザニンジャ(C)のペイントでした。
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