#198 消しゴム塗装・1980年代当時物キン消しPART12バミューダⅢ
今回は、当時物のレギュラーシリーズ・PART12、バミューダⅢです
3体同時リリースだった超人のうちの1体
水性アクリル塗料でペイントしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・キン消しレギュラーシリーズPART12、バミューダⅢ
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
before~after
このバミューダⅢがラインナップされたPART12のブックレットです
ちなみにこの小冊子そのものは、当時を再現した復刻版
後年に発売されたコンプリートBOXの付録でした。
12は、基本的にワザケシのシリーズだったようですね
バミューダの他にはキングトーンなどちょっとマニアックな超人も
ペイントするバミューダⅢの消しゴムの塗装前です
ペールオレンジの仕様、経年の汚れ、黄ばみ、黒ずみは適度にありましたが、ペイントに影響するほどではなかったのでそのまま工程を進めていきました
高さ約4㎝程度の消しゴム。手足が大きく作られていたので、しっかり自立します
ブラックホールのデザイン違いのキャラクターです
塗装後のレビューを先に
超人図鑑掲載のカラーをイメージして塗装しました。濃い青色と黄色は、意外としっかりマッチングした彩色になりました
可塑剤を抜く塗装前の下処理
下処理から、塗装の様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください
消しゴムフィギュアの塗装はおよそこんな流れで下処理を行います
煮沸して表面の埃や、余計な油分を落とす
ベンジンに浸け込み、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます
まずは下地の塗装として、シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを水で溶いて薄く全体に塗りました
台座にするプレートにも同様に塗りました
プレートのサイズは、直径3cmのものを使用しています
一度の塗入れは、刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます
この形が塗装効率がぐんと上がるので、最近は全面に白を塗るこのペイントスタイルが定着しました
ベースが完全乾燥したのち、本体にメインカラーとなる濃い青を塗りました
シタデルカラーのBASE、ナイトロードブルーです
2色目はパンツのベルト部分に
ファレホのゲームカラー、シルバーを使っています
ファレホは、スペイン発祥の高性能水性アクリル塗料
少々塗膜の薄いところがありますが、明るい色数も多く、隠ぺい力は強いので、フィギュアやプラモデルの塗装に最適です
ここで台座プレートを上塗り
シタデルカラーのBASE、コーンレッドを使いました。小豆色。
濃い赤色です。
本体のカラーとは対照的で、ちょっとダークなカラーを使いました
シタデルカラーは、イギリス生まれの水性アクリル塗料で、ミニチュア・ホビー用のカラー
BASE、LAYER、コントラスト、シェイド、テクニカルと、用途に応じて様々な種類の塗料があります
粘性が高く隠ぺい力の強いカラーが多いので、下地の色を気にせずに塗装ができます
ここで黄色を上塗り
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
黄色のカラーにしては粘性高く隠ぺい力は強めのカラー
それと、白で入れた下地が効いてうまく色が乗りました
胸のBHマーク、ブーツ・グローブ・パンツ、フェイス、方はこのカラーです
塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました
筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました
この塗装で用いた塗料はこちら
塗装にかかった時間は約40分でした
塗装後~まとめ
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます
台座をつけて、塗装後です
ということで今回は、当時物、キン肉マンの消しゴム、レギュラーシリーズのキン消し、PART12のバミューダⅢ、水性アクリル塗料でペイントしました
今回のバミューダⅢは、
バミューダトライアングル、魔の三角地帯がモチーフの超人で、3体がセットで構成されます
バミューダ海域出身で超人強度は200万パワーの設定です
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