#708【当時物のキン消しを塗装】PART19・バッファローマンD(アニメカラー)
今回はレギュラーシリーズのキンケシPART19から、バッファローマン(D)
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・当時物、昭和レトロのキン消し、レギュラーシリーズPART19
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
Youtube動画で見る
塗装の様子を動画にまとめました。
可塑剤を抜く塗装前の下処理
当時物のキンケシ、パート19のガチャに入っていたブックレットです
パート19は、王位争奪編の頃のシリーズ、運命の5王子の神が憑依する前の姿や、100t、キャノンボーラーなどもラインナップ
今回のバッファローマンは、タッグ編で入場、第1試合の開始まで羽織っていたジャンパー姿のものでしょうか。
塗装前の状態です
保管状態もよく、年代物のキン消しですが汚れや傷もないきれいなキン消しでした
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
前半で使用した塗料はこちら
ファレホのゲームカラー、ブラックです
上半身のジャンパー、そしてパンツ、足元のバッファローサポーターに使いました
今回の塗装では一番面積の大きかったカラー
ファレホのダークフレッシュで、フェイス、脚部は大腿部分に塗りました
このカラーが肌のベースカラーになりました
ファレホのゲームカラー、エルフィックフレッシュ
かなり白淡いフレッシュカラー
バッファローサポーター、ジャンパーの装飾、そしてロングホーンはこのカラーにしました
続いてファレホのゲームカラー、カーキ
ジャンパーの襟、袖口、腰回りに使いました
シタデルカラーのBASE、茶色のモーンファングブラウン
バッファローマンの頭髪にいつも使っているカラーです
隠ぺい力の強い、扱いやすい茶色のカラーです
赤はファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
手と足、アクセントになる赤です
ここで台座を
リングのカラーのイメージですが、水色、ファレホのゲームカラー、サンライズブルーです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
シタデルカラー、コントラストのスケルトンホードで肌のカラーを上塗り
陰影が付きました
最後は目、シタデルカラーのアヴァーランドサンセットです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
塗装後半で用いた塗料がこちら
かかった時間は約50分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座に固定して、塗装後がこちら
珍しい、上半身衣装を着たバッファローマンの造形のキン消し
黒、赤、フレッシュカラーのバランスも良くいい色合いの塗装になりました
フロントビューからリアビューまで
ということで今回は、キン肉マン・当時物のキンケシ塗装、レギュラーシリーズ・パート19から、バッファローマン(D)でした
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