#708【当時物のキン消しを塗装】PART19・バッファローマンD(アニメカラー)

2024年4月26日

今回はレギュラーシリーズのキンケシPART19から、バッファローマン(D)
水性アクリル塗料で色付けしました

Point☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・当時物、昭和レトロのキン消し、レギュラーシリーズPART19
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

Youtube動画で見る

塗装の様子を動画にまとめました。

可塑剤を抜く塗装前の下処理

当時物のキンケシ、パート19のガチャに入っていたブックレットです
パート19は、王位争奪編の頃のシリーズ、運命の5王子の神が憑依する前の姿や、100t、キャノンボーラーなどもラインナップ

今回のバッファローマンは、タッグ編で入場、第1試合の開始まで羽織っていたジャンパー姿のものでしょうか。

塗装前の状態です
保管状態もよく、年代物のキン消しですが汚れや傷もないきれいなキン消しでした

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料で色塗り

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
前半で使用した塗料はこちら

ファレホのゲームカラー、ブラックです
上半身のジャンパー、そしてパンツ、足元のバッファローサポーターに使いました
今回の塗装では一番面積の大きかったカラー

ファレホのダークフレッシュで、フェイス、脚部は大腿部分に塗りました
このカラーが肌のベースカラーになりました

ファレホのゲームカラー、エルフィックフレッシュ
かなり白淡いフレッシュカラー
バッファローサポーター、ジャンパーの装飾、そしてロングホーンはこのカラーにしました

続いてファレホのゲームカラー、カーキ
ジャンパーの襟、袖口、腰回りに使いました

シタデルカラーのBASE、茶色のモーンファングブラウン
バッファローマンの頭髪にいつも使っているカラーです
隠ぺい力の強い、扱いやすい茶色のカラーです

赤はファレホのゲームカラー、ブラッディレッドを使いました
手と足、アクセントになる赤です

ここで台座を
リングのカラーのイメージですが、水色、ファレホのゲームカラー、サンライズブルーです

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

シタデルカラー、コントラストのスケルトンホードで肌のカラーを上塗り
陰影が付きました

最後は目、シタデルカラーのアヴァーランドサンセットです

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です

塗装後半で用いた塗料がこちら
かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座に固定して、塗装後がこちら
珍しい、上半身衣装を着たバッファローマンの造形のキン消し
黒、赤、フレッシュカラーのバランスも良くいい色合いの塗装になりました

フロントビューからリアビューまで

ということで今回は、キン肉マン・当時物のキンケシ塗装、レギュラーシリーズ・パート19から、バッファローマン(D)でした

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2024年4月26日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c