#652 昭和レトロ・懐かしのキンケシ(小さい方)4体をクロームメタルペイントしました

2023年11月9日

今回は、昭和レトロ、80年代の当時物、自宅にあったキンケシの、小さい方、レギュラーシリーズ外の正規品を4体色塗りします。
この大きさのキンケシだと、自分の今の技量ではきれいな色分け、、とはいかない
ので、クロームメタルで全塗装、ダイキャストキンケシっぽく塗ってみました。

Point☆

・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる
・「ベンジン」を使って可塑剤を抜き、昔のキン消しをきれいにペイント
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法

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可塑剤を抜く塗装前の下処理

今回塗装するのは、マグニチュード1マン・プレイヤーマン・ミリオンヘル・キン肉マン。
この4体です。それぞれ経年劣化による多少の痛みと黒ずみ、汚れが目立ってありました。

キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)

キンケシやデカ消しの塗装に先立って、下処理はこんな工程で行っています。

まずは熱をかけて煮沸、表面の埃や汚れを取り、ついたクセなど曲がりを解消します

ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜きます

乾燥させて、Mr.スーパークリアつや消しを吹き付けて、塗装下地を作ります

3工程で色塗り(クロームメタル塗装)

そして塗装です。
今回は、3工程に分けて、それぞれのキンケシを同じ塗料でもって塗っていきます。

シタデルカラー・BASE塗料・アバドンブラック

まずは、シタデルカラーのBASE塗料、アバドンブラック。
黒の塗料。キンケシの地に直接塗っていきます。

まずはマグニチュードⅠマン。

次にプレーヤーマン。

続いてミリオンヘル

キン肉マン。
こちらはレスリングユニフォーム、ジャパンの国旗があしらわれたコスチュームのキン肉マンです。

顔料の多い隠ぺい力の強い黒です。
最終的に今回塗るメッキ塗料が「濃い下地色」を好むため塗ったカラーです。

シタデルカラー・テクニカル・アードコート

続いて、シタデルカラーのテクニカル・アードコートという塗料を、キンケシごとに塗りました。

こちらは、本来「つや消し」マットで仕上がるシタデルカラーを「ツヤあり」に変える上塗り塗料。
クロームメタル塗料が「光沢アリ」の下地を推奨しているため、このカラーを塗りました

クロームメタルペイント(ゴールド)

そして、クロームメタルペイントです。

グリーンスタッフワールドというところから出ている、今回使ったのはクロームメタル・ゴールド。
アルコール系塗料で、筆塗り用に調合されたカラー。
メッキペイントは塗るというよりも多めの塗料を筆で落としていく、というのが良いようで、
模型用のブラシで素早く、色付けしていきました。

まずはマグニチュードⅠマン。

続いてプレーヤーマン

ミリオンヘル

キン肉マンです。

このクロームメタルペイントでは、デカ消しでは銅ベルマンやスプリングマンなどを塗ってきましたが今回のようなミニチュア、小さなフィギュアの方が筆塗りでも相性良さそうです。

塗装後は、埃が付着しないようにしながら乾燥させ、水性トップコートつや消しを吹き付けました

塗装後

色塗り後の状態がこちら

当時物で劣化していた箇所が上手く塗れなかったところもありましたが、雰囲気は出せたかなと思います

マグニチュード1マンはハワイ・マウイ島出身の岩石をモチーフにした超人。超人強度260万パワー。

プレイヤーマンは、イギリス出身のレコードプレーヤーがモチーフの超人。
超人強度50万パワー。

ミリオンヘルは、レーサーがモチーフのイタリア出身の超人で超人強度は100万パワーです。

キン肉マンは、ご存じ物語の主人公、キン肉スグル。キン肉星出身です。

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ということで今回は、昭和レトロ、キンケシの小さい方の正規品から、マグニチュード1マン・プレイヤーマン・ミリオンヘル・キン肉マンをクロームメタル塗装しました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年11月9日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c