【キン消し塗装】レギュラーサイズ・パート2「ザ・ニンジャ」を水性アクリルでリペイント#1011
1980年代の当時物キン消しパート2より、悪魔六騎士の一人「ザ・ニンジャ」を筆塗りでリペイントしました。ブルーグレーのボディに赤い首巻きをアクセントにした塗装工程を詳しく紹介します。
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当時物キン消しパート2「ザ・ニンジャ」を塗装
今回は1980年代のレギュラーサイズ・キン消しパート2から、悪魔六騎士の一人「ザ・ニンジャ」をリペイントしました。
明るめのブルーグレーを基調に、水性アクリル塗料を使って筆塗り仕上げをしています。
この弾にはブラックホールやステカセキングなど、有名な悪魔超人も多数ラインナップされており、当時のパッケージに付属していたブックレットからもその人気ぶりが伝わります。
塗装前の状態確認
サイズは約4cmのレギュラーサイズ。細身のボディながら自立も可能で、経年劣化はあるものの大きな汚れや損傷はありません。塗装には問題ない状態でした。
下処理工程
キン消し塗装では定番の下処理を行いました。
- 煮沸して形を整え、油分や埃を除去
- ベンジンに一晩～2日浸けて可塑剤を抜く
- 乾燥後、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹いて下地作り
この下処理を丁寧に行うことで、塗料のノリや仕上がりが大きく変わります。
使用した塗料と筆
塗料は水性アクリルのファレホ（Vallejo）を中心に、要所でシタデルカラーを使用。
筆は模型用の面相筆を基本に、広い面は平筆で効率よく塗装しました。
塗装工程
塗装は大きく 下地 → 上塗り の2段階で進めました。
- 下地塗り
- ファレホ「エルフィックフレッシュ」を全身に塗布
- 下地があることで発色が良くなります
- 肌色
- モデルカラー「ベーシックスキントーン」をフェイスと手に塗装
- コスチューム（黒）
- ファレホ「ブラック」で腕や足元を塗装
- 赤（首巻き）
- ファレホ「スカーレットレッド」で鮮やかなアクセントに
- 銀（装飾）
- ファレホ「シルバー」を額や腕の装飾部分に使用
- 青（メインカラー）
- ファレホ「エルフィックブルー」を全身に
- ムラ防止にシタデル「ラーミアンメディウム」で薄めながら塗布
- 金（胸元の手裏剣）
- シタデル「レトリビューターアーマー」を使用
- 質感表現
- シタデル「スケルトンホード」でフェイスと手に陰影を追加
塗装時間は約50分でした。
仕上げと完成レビュー
塗装後はソフト99のボデーペン・クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成。
フロントビューからリアビューまで、ブルーグレーの本体と赤い首巻きが映える仕上がりになりました。
まとめ
今回は、レギュラーサイズの当時物キン消しパート2「ザ・ニンジャ」を筆塗りリペイントしました。
水性アクリル塗料を中心にした塗装工程を丁寧に記録していますので、同じように塗装を楽しみたい方の参考になれば幸いです。
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