#572【キン消しを塗ろう】2018年・キンケシ血盟軍集結! ザ・ニンジャ
今回は2018年発売、新造形版のキンケシ、「血盟軍、集結!」から、ザ・ニンジャの色塗りです。
・キンケシシリーズで超人血盟軍の特集シリーズがあった
・ザ・ニンジャを台座付きでキン消しペイント
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
人気のソルジャーチームに絞ったシリーズのキンケシ、アシュラマン、バッファローマンに続いて塗った3体目は、ザ・ニンジャでした。
塗装前の下処理
塗装前の状態です。
こちらも塗装対象のパイプ椅子も付いています。
カラーは赤です。新しいキン消しなので見た目の汚れとかはなく、多少の手あかや油分が付いている程度でした。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
新しいキン消しはものによっては、この処理方法で抜ける可塑剤が使われていなくて硬化しないこともあるようですが、今回のザ・ニンジャは問題なく処理できました。
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
ザ・ニンジャ
最初のカラーはベースカラーのレイス・ボーン。
顔、腕と手、露出した肌の色の下地色です。
赤のキンケシへの塗装なので隠ぺい力の問題がありますが、あくまでもスタートは下地塗料。
多少薄くなっても、塗り漏れなく塗ることを優先に、塗装を進めました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
年代物のキン消し、デカ消しと同じく、ホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
塗装にかかった時間はパイプ椅子合わせ約70分でした。
使用した筆は、細部や色の境に入れた面相筆と、ちょっと太めの模型用ブラシ、そしてさらに細部には先端を糊で固めた極細筆を使いました。
次にグレーがかった白、コラックスホワイトです。
首巻き、上半身にある紫で塗るアンダーウェア、頭の装飾の箇所に塗り入れました。
続いて黒、アバドンブラックです。
腰、脚部、リストバンドそして左目に塗り入れました。
メインカラーです。ナイトロード・ブルー。
シタデルカラーの「BASE」塗料は顔料が多く含まれていて隠ぺい力が高いのが特徴です。
この辺りのカラーは、赤の地のキンケシにも問題なく、直接塗っても色が乗っていきますね。
先に下地を塗った肌に、上塗り塗料のフレイドワン・フレッシュを塗りました。
続いて水色。ローザンブルーで、首巻きに塗装。
一部ですが、胸元のアンダーウェアを薄い紫、ディシャーラ・ライラックで上塗り。
最初に下地を塗った頭部の飾り、それから側面の黒のラインに装飾として入る箇所に銀、アイアンハンズスティールを塗りました。
右目は、ガンダムマーカーの極細を駆使して何とか描き入れました。
最後はシェイドカラーの「ナルンオイル」を影になる部分に流し入れ、全体に質感と陰影を出しました。
これでニンジャ本体は完了。
パイプ椅子
次に付属のパイプ椅子です。
まずはセレストラグレイ。
薄いグレーです。
続いてクッションの部分、ニンジャ本体のカラーとしても登場した、ナイトロードブルー。
3色目は、こちらも本体の塗装にも使用した白、コラックスホワイトです。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
黒と紺の色の締まりがあって落ち着いたニンジャらしい雰囲気が出せました。
ザ・ニンジャについて
カラーリングの参考にしたのはアニメ版「キン肉マン」。
ザ・ニンジャは、悪魔六騎士の一人で、日本出身、超人強度は360万パワー。
悪魔から正義超人に転身して、超人特別機動警察隊としても活躍。
超人血盟軍で王位争奪編ではソルジャーチームの一員です。
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まとめ~あわせて読みたい記事
このザ・ニンジャが属するキンケシ~血盟軍集結のブックレットです。
血盟軍のメンバーがペールオレンジ・緑・赤の各3色、15体がラインナップされています。
というわけで、今回はキンケシ~血盟軍集結!から、ザ・ニンジャの色塗りでした。
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