【当時物キン消しを蘇らせる】ウォーズマンを新作アニメ風カラーで筆塗りリペイント!#210
1980年代のキン肉マンブームを支えたレギュラーシリーズPART1のウォーズマンを、令和の時代に筆塗りで再現。水性アクリル塗料「シタデルカラー」と「ファレホ」を使い、新作アニメ風のカラーリングで蘇らせました。懐かしのキン消しを現代の質感で楽しむリペイント記録です。
Youtube動画で塗装の様子を
① 当時物キン消し「ウォーズマン」を新作アニメ風に再現
1980年代のレギュラーシリーズPART1から、記念すべき当時物のウォーズマンを使用。原作と新作アニメの中間を狙ったカラーリングで、懐かしさと新しさが融合したリペイントを実現しています。
② シタデルカラー&ファレホによるフリーハンド筆塗り
塗装には水性アクリルの「シタデルカラー」と「ファレホ」を併用。細部まで丁寧に筆塗りし、下処理から仕上げまでの工程をわかりやすく紹介しています。塗装時間や使用カラーの記録も見どころ。
③ 昭和の超人フィギュアを令和の感性で蘇らせる
単なる懐古ではなく、現代的な色彩感覚と仕上げ技法でキン消しを再構築。昭和レトロ玩具へのリスペクトと、“今だからできる”表現の両立がテーマです。

可塑剤を抜く塗装前の下処理
パート1、一番最初のガチャに入っていたブックレット・復刻版です。


今回塗装のウォーズマンのキン消しは当時物、このブックレット、ミニブックは、全418体がコンプリートされた限定生産版のBOXに付録されていたもの
ウォーズマンをはじめ、主力どころの超人が目白押しの弾でした。
直近ではロビンマスクやキン骨マンを、これからペイントしていく予定です



ウォーズマンのキン消しの塗装前
小さな造形のキン消しでしたが保管状態は良くちゃんと自立できるペールオレンジのキン消しでした

キンケシ・デカ消しの塗装は、下処理としてこんな工程で準備していきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃を取る

ベンジン漬けして、可塑剤・塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリアつや消しを吹き付け、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
塗装の様子はダイジェストで、使用したカラーごとに見ていきます

まずは、シタデルカラーのBASE、ラカルスフレッシュです
先日、クモのコチラスのボディカラーにも使った色
このボディカラーは少し悩みましたが、新作アニメ、原作カラーに近いイメージでは近い色味になったような気がします

続いて白、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
旧アニメカラーだとここが黄色になる箇所でしょうか
細い線も多かったので丁寧に、また、上塗りで乗せた方がよさそうな個所もあったので、このカラーは最後にもう一度使用しました

黒です
ウォーズマンと言えば黒。ファレホのゲームカラー、ブラックです

台座のカラーは、リングのイメージで水色に
ファレホのゲームカラー、サンライズブルーです

仕上げにかかります
シタデルカラーの、ラカルスフレッシュを上塗り
はみ出したカラーの補修的にも使いました

そして白。ファレホのデッドホワイトを
同じく補修的にと、脚部のディテールの書き入れに使ったりもしました
塗料は水性アクリルのファレホとシタデルカラーを併用しました
筆は基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所は、刷毛などを使って時短させ、効率よくペイントしました

この塗装で用いた塗料はこちら
塗装にかかった時間は約60分でした
キン消し・ウォーズマン塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き、乾燥させます

台座をつけて、塗装後です



まとめ~キン消し塗装のあわせて読みたい記事
ウォーズマンは、サイボーグタイプのロボ超人で、ファイティングコンピューターの異名を持ちます。超人強度は100万パワー。
ベアクローによるスクリュードライバー、脱出不可能な「パロスペシャル」など多彩な技を持ちます。
戦闘時間が30分を超えるとショートするロボット独特の特徴もあります。
ソビエト連邦出身。
本名は「ニコライ・ボルコフ」
ということで今回は、当時物、キン消し、レギュラーシリーズのパート1、ウォーズマンを2024年、新作アニメのカラーイメージでペイントしました









