#355【デカ消し塗装】リキシ(ウルフ)マン<キン肉マン音頭Ver.> 丸越デカ消し・キンケシ
今回は丸越製、デカ消しの、キン肉マン音頭シリーズ、浴衣姿のリキシマンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・浴衣姿のキン肉マンのフィギュアを持ってました!
・キン肉マン音頭って覚えてますか?
・キン消し、ゴム消しフィギュアをペイントしたらべたべたになっちゃった
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
キン肉マン音頭の、デカ消しに同梱されていたブックレットです
塗り絵もできる設定での白黒小冊子です。キン肉マンが造形違いで2体、あとは8人の正義超人で、合計10体のラインナップでした
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが、大きいサイズのゴム消しゆえ、細かな傷や割れ目が数カ所ありましたが塗装には支障なし、
いつもの工程で下準備を進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
今回の塗装で使用した塗料はこちら
キン肉マン音頭のアニメ曲映像を確認しながら、配色を決めました
まずは、台座の下地に白、ファレホのゲームカラー、デッドホワイトを使いました
露出している肌カラーは、リキシマンは濃い目の設定
ファレホのモデルカラー、ダークフレッシュです
キンケシの地に直接。計3度の重ね塗りになりました
フレッシュカラーと似た色味になりましたが、下駄の部分は同じくファレホの、ゲームカラーでカーキです
細かい色の境目、細筆で丁寧に入れました
今回のメインカラー、浴衣の色は青です
シタデルカラーのBASE、マクラーグブルーを使いました
シタデルでは標準的な青カラー
隠ぺい力も強く、扱いやすいカラーです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
ここで肌のダークフレッシュを重ね塗りです
だんだん色が乗ってきました
頭髪(まげ)と、浴衣の帯は黒
ファレホのゲームカラー、ブラックです
面積が広いですがムラにならないように塗り入れました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
ダークフレッシュの2度目の重ね塗り
これでしっかり色が出た感じがします
目の下地、そして台座の上塗りに黄色
シタデルカラーのBASE、アヴァーランドサンセットです
黄色では隠ぺい力が強く優秀なカラー
台座の方は、先に塗った下地の白が効いてうまく色が乗りました
浴衣にある花柄の模様
水色にしました ファレホのゲームカラー、サンライズブルーです
隠ぺい力が強いライトカラーなので、青の上からで十分に発色できました
ここは見せ場なので丁寧に塗りました
目を黄色で上塗り
ファレホのモデルカラー、ディープイエローです
このカラーは隠ぺい力弱め、うまく重ね塗りします
髷を結うひもはファレホのゲームカラー・デッドホワイトを再び
最後は、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて薄めて、肌カラーの陰影、質感を出しました
かかった時間は約70分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
ポーズをとっているので、重みがあるキン消しですが、うまく固定しないとバランスが崩れてしまいます
フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・キン肉マン音頭のリキシマンを水性アクリル塗料でペイントしました
以前にウォーズマンのキン肉マン音頭バージョンの塗装をやりましたが、その続編です。
早くコンプリートしたいなぁ。
塗装面積は多かったですが、塗装自体の難易度は低めでした。
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