#364【デカ消し塗装しました】ラーメンマン 丸越・キンケシ

2022年4月19日

朝4時起きから始める模活 m3cブログです。

今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第1弾A型の、ラーメンマンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました

Point☆

・意外と、ラーメンマンの「デカ消し」って見たことありますか?
・小さいキン消しより一回り大きいサイズを持っていたのですがあれって??
・キン肉マン消しゴムってペイントできるの?

お馴染みのラーメンマン。デカ消しシリーズでも第1弾!で発売された人気超人です。
コスチュームなど、劇場版と、超人オリンピック編までの姿ですね。

可塑剤を抜く塗装前の下処理

記念すべきデカ消し第1弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
丸越製の正規品で1弾最初のパッケージにはこれが入っていました

この弾に含まれる超人は、今回塗装のラーメンマンの他にも、主人公キン肉マンをはじめ、ロビンマスクやバッファローマン、
悪魔超人では将軍やブラックホールなど有名どころばかり

まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんがそこそこ汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました

キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます

煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる

ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く

乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る

水性アクリル塗料でペイント

そして塗装です

塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます

まずはメインのボディカラーを塗りました
ファレホのモデルカラー、フラットフレッシュです
少し濃い、ハッキリとした色味が出せる肌カラーです

フェイス・頭部を含む上半身と、足元に塗装箇所があります
下地なしでキンケシの地に直接塗りましたが、面積が広いので、薄く重ねてを意識して何度か色を乗せました

続いてベース塗装です
シタデルカラーのLAYER、ホワイトスカーを水で溶いて薄めながら塗りました

台座にするプレートに、下地として塗りました

主にパンツのカラーとして赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッドです
明るい鮮やかな赤カラー。粘性高く隠ぺい力は強い

色の境目を面相筆で入れて、広い面はブラシで一気に塗りました

ここで台座プレートを上塗り
今回使ったのは黄緑
ファレホのゲームカラー、エスコルピナグリーンです
こちらも刷毛で一気に塗りました

ラーメンマンの色分けはシンプル
続いては黒です
フェイスまわりのディテール全般書き込み
目と額の「中」のマークは特に、極細筆で丁寧に書き入れ

あとはシューズのカラーとしても使いました

ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます

最後はシタデルカラーのコントラスト、スケルトンホードを水で溶いて薄めて染め塗りしました

シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です

塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました

使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました

工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら

かかった時間は約50分の塗装でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です

台座をつけて、塗装後です

フロントビューからリアビューまで

ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第1弾
ラーメンマンを水性アクリル塗料を使ってペイントしました

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年4月19日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c