#393【デカ消し塗装しました】ネプチューンマン 丸越第2弾・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第2弾B型の、ネプチューンマンをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・体長9㎝の少し大きめのキン肉マン消しゴム持ってた?
・昭和レトロ、当時のキン消しってペイントできるの?
・ゴム消しフィギュアをべたつきなく塗装するには
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第2弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
テリーマン、ジェロニモ、アトランティスなど有名どころの超人が目白押しの弾で、ネプチューンマン・キン肉マン合わせて10体がラインナップされたシリーズでした
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが汚れと落書きは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら
まずは、肌のカラーをベース塗装
ファレホのモデルカラー、ダークフレッシュです
最近一番よく使っているフレッシュカラー
レトロなキン消しで程よいチープ感を出すのに一番と思っている肌カラーです
キンケシの地に直接だったので、結局3度の重ね塗りで色を乗せました
シタデルカラーのBASE、レイスボーンを下地に
ジャケット、リストバンドのライン、頭髪・口ひげ、レッグカバーに使いました
隠ぺい力の強い白カラーです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
ファレホのダークフレッシュの上塗りです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
シタデル・レイスボーンも重ね塗りで色をしっかり出します
ファレホ・ダークフレッシュの2度目の重ね塗り
ここで黒です
パンツのカラーとして、ファレホのゲームカラー・ブラックです
扱いやすい、隠ぺい力の強いカラー
台座の下地を塗りました
ファレホのゲームカラー、カーキを使いました
原作カラーであり、夏から始まる新作アニメカラーでもあるネプチューンマンの特徴的なカラーは赤です
ファレホのゲームカラー・ブラッディレッドを使いました
台座の上塗り。
シタデルカラーのテクニカル、様々な特殊効果を表現できる塗料の、アルマゲドンダスト、岩肌を表現する際のカラーを使いました
銀色です。ファレホのゲームカラー、シルバー。
目と、チョッキのトゲの部分に使いました
頭髪、口ひげ、レッグカバーの上塗りに、シタデルカラーのLAYER、フレイドワンフレッシュを水で溶いて薄めて塗り入れました
足はシタデルのベース、紺色の「ナイトロードブルー」を使いました
最後は肌カラーの上塗りに、シタデルのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて薄めた状態で染め塗りしました
かかった時間は約80分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
今回は原作カラーのボディ・マスクは赤。鮮やかなネプチューンマンに仕上がりました
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第2弾・ネプチューンマンを原作&新作アニメカラーでペイントしました
宇宙超人タッグトーナメントに参加したヘル・ミッショネルズの一人。
完璧超人の首領。
のちにキン肉マンと巌流島コンビを結成しましたね。
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