#338【デカ消し塗装】ハング・キラー 丸越デカ消し・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第3弾の、ハングキラーをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マンキンケシを水性アクリル塗料で塗装
・キンケシ、キン消しを上手に色塗り、ペイントする方法
・ハング・キラー 丸越デカ消し・キンケシ
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第3弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
主力どころの超人が目白押しの弾です
ブロッケンJr.、ウォーズマンといった正義超人や、ミスターカーメン、摩雲天、ステカセキングら悪魔超人まで
このハングキラーやアモイマンなど本編活躍は少なかった読者投稿超人もちらほら
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありません。きれいに保管されていたらしきキンケシでした
そのままいつもの工程で進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
ペイントの様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装に使用した塗料はこちら
まずはシタデルカラーのBASE塗料、青、ザ・ファングです
これがほぼ仕上げカラーになります
藍色です
ボディの各所に塗り入れました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
台座の下地を作りました
ファレホのゲームカラー、カーキを使いました
頭髪のベース塗装です
シタデルカラーのBASE、明るいグレーカラーの、セレストラグレイです
先のザファングもそうですが、隠ぺい力の強い塗料はキンケシのペールオレンジの地にも直接でしっかり色が乗ってくれます
一番時間がかかったのはここです
ファレホのゲームカラー、シルバー
身にまとったボディスーツのカラーです
銀も、もともと発色の良い塗料
キンケシの地にそのままで問題なく色が乗りました
青のボディとの境目が多いので丁寧に細筆で塗っていきました
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
上塗りにかかります まずは台座
シタデルカラーのテクニカル、特殊効果を表現できる塗料種の、アルマゲドンデューンというカラーを使いました
ザファングを、シルバーがはみ出した箇所に補修で塗りました
1か所、ひざのパッドに赤、ファレホのゲームカラー・ブラッディレッドです
頭髪の上塗りです シタデルカラーのコントラスト・バシリカヌムグレイを水で溶いて薄めた状態で染め塗りしました
同じく仕上げに、ボディの青に、シェイドカラーのドラケンホフナイトシェイドというカラーを塗り入れました
これで陰影が出せて質感が向上しました
かかった時間は約70分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
ハングキラーは、超人医・ドクターボンベの若かりし頃の姿。超人図鑑のボンベのカラーを参考に塗りました
フロントビューからリアビューまで
まとめ~あわせて読みたい記事
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第3弾
ハングキラーをドクターボンベ超人図鑑カラーでペイントしました
この超人。昔からキン消しでよく見かけて、触れる機会も多かったのですが、あの名医・ドクターボンベが若いころ格闘超人として活躍していた頃の姿だったんですね。
読者応募超人の一人です。設定は正義超人。
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