#394【デカ消し塗装しました】アトランティス 丸越第2弾・キンケシ
今回は往年の、9㎝サイズの「デカ消し」。第2弾の、アトランティスをペイントします
水性アクリル塗料で色付けしました
・丸越製の「デカ消し」って知ってる?
・昭和レトロ、当時のキン消しってペイントできるの?
・ゴム消しフィギュアをべたつきなく塗装するには
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可塑剤を抜く塗装前の下処理
第2弾、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
2弾は、有名超人が目白押し。今回塗装のアトランティスをはじめ、アシュラマン・サンシャインという悪魔超人や、ネプチューンマンもラインナップ
この弾に含まれるキン肉マンは、KINマーク、青コスチュームの戦闘スタイルでした
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが汚れは目立ちます
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で進めていきました
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら
珍しく口の中を赤ではなく、ファレホのゲームカラー・カーキで塗りました
同じく、リングコスチュームの腰巻にも塗り入れました
今回はできるだけ、2024年夏から始まる完璧超人始祖編のアニメカラーに似せてみました
赤のベースには、シタデルカラーのコーンレッドを使いました
深みのある濃い赤色
目と、ブーツ、リストバンドに使いました
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラーです
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
メインボディ、今回の塗装で最も面積の広い緑は、ファレホのモデルカラー・ミディアムオリーブです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
緑のボディに上塗り
シタデルカラーのコントラスト、ワープライトニングです
水で薄めてちょうどよい濃さになるように調整しながら染め塗りしました
スジ、カゲに流れ込むように使い、陰影を出しました
台座を作ります
下地にファレホのゲームカラー・デッドホワイトです
そしてこの白で、アトランティスの目と・歯に着色しました
赤を重ね塗り
シタデルカラーのLAYER、イーヴィルサンズスカーレットです
ドライブラシにしてブーツ、リストバンド、目にたたき塗りしました
緑、再びミディアムオリーブを重ね塗りしました
最後は台座の上塗り、ファレホのゲームカラー・サンライズブルーを使いました
先に塗った白の下地も効いてうまく色が乗りました
アトランティスは、半魚人がモチーフの悪魔超人で、超人強度は145万パワー。
オーストラリア出身、7人の悪魔超人の一人で、古代大陸のアトランティス族の末裔。
上野不忍池特設リングでのロビンマスク戦、キン肉マン戦が印象的でした。
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
今回は公開されている映像・画像を参照して、完璧超人始祖編のアニメカラーをイメージしたアトランティスのカラーにしました
フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第2弾・アトランティスを新作アニメカラーイメージでペイントしました
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