#714【でかキンケシを塗装】ウルフマン(原作カラー)
今回は1999年に復刻発売された「でかキンケシ」12種類のラインナップの中から、原作カラーでウルフマン
水性アクリル塗料で色付けしました
・キン肉マン消しゴム、ゴム消しフィギュアをペイントすると「ベタベタ」になる→「ベンジン」を使って可塑剤を抜きます
・1999年にバンダイから復刻発売された「でかキンケシ」
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
可塑剤を抜く塗装前の下処理
「懐かしい約9センチ、でかいヤツが完全復活!」と銘打たれてバンダイから定価200円で復刻発売されたでかキンケシ
かつての全12弾から選抜された、12種類の超人がラインナップされていました
今回塗装のウルフマンをはじめ、テリーマン、ウォーズマン、ロビンマスクなど正義超人主力どころもしっかりノミネートされていました
まずは塗装前の状態です。ウルフマンは、従来のデカ消しシリーズでは第5弾にラインナップされていました
目だった傷や損傷はない、きれいな状態のキンケシでした
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料で色塗り
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシを使って時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
肌のカラーは2種類の塗料を使いました
まずはファレホのモデルカラー、ダークフレッシュでベースを作りました
台座はベースに
ファレホのゲームカラー、カーキです
土状に仕上げるその下地にしました
ここはアニメ版も原作版も変わらない黒
ファレホのゲームカラー、ブラックを使用しました
まわしとさがりのカラー
原作版は青で、ということで、シタデルカラーのBASE、カレドールスカイを使いました
隠ぺい力の強い、明るい青、扱いやすい塗料です
一部、口に赤色
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
ここで台座を上塗り
シタデルカラーのテクニカル、アルマゲドンダストという塗料を使いました
土俵をイメージした土仕上げのカラー
目とまわしの装飾に黄色、アヴァーランドサンセットをいったん塗りました
肌のカラーの上塗りです、シタデルカラーのコントラスト・スケルトンホードを水で溶いて、薄めた状態で染め塗りしました
いったんこれで陰影が付いて質感が出ました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売しているマットな質感の水性塗料です
歯に白
ファレホのゲームカラー、デッドホワイト
ファレホのモデルカラー、ディープイエローで目とまわしの装飾を上塗りです
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
ウルフマンは、日本出身の正義超人
超人オリンピック、ザ・ビッグファイトではシード出場から勝ち上がり、準決勝でキン肉マンと対戦しました
アニメ版の呼び名は「リキシマン」
以前にデカ消し第5弾のものをアニメカラーで着色しました
今回の塗装で用いた塗料がこちら
かかった時間は約60分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
台座をつけて、塗装後です
筋肉質の鋼の体、ウルフマンらしい仕上がりになりました
フロントビューからリアビューまで
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ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、でかキンケシ、1999年の復刻版・ウルフマンをペイントしました
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