#568【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・キン肉マン音頭 キン肉スグル
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズのキン肉マン音頭シリーズ、キン肉スグルを塗装しました。
・「キン肉マン音頭」みなさん覚えていますか?
・キンケシでレアな丸越製・デカ消し・キン肉マン音頭
・水性塗料で、キンケシを失敗せずに塗装する方法
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塗装前の下処理
まずは塗装前の状態です。
表面積の大きな、大きめのキンケシです。高さは約8㎝。経年劣化か、表面に少し傷痕がありました。
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
懐かしいキン肉マン音頭のキンケシ。
浴衣を着た超人のフィギュアはなかなか珍しいですね。
水性塗料で色塗り
そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。
最初のカラーはベースカラーの白、コラックスホワイトです。
真っ白ではなく、少しグレーがかった白です。薄い青で塗る、浴衣の下地として着色しました。
こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。
カラーリングの参考にしたのはアニメの際の曲の映像、封入されていたパッケージにも印刷されていました。
塗装にかかった時間は約80分でした。
2色目は、キン肉マンの肌の下地としてレイス・ボーンを塗りました。
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた極細筆を使って塗装していきました。
3色目は赤、メフィストンレッド。
顎に隠れた戦闘スタイルのマスクのカラーです。
下駄の鼻緒に、モーンファングブラウンを塗りました。
下駄の色は、ホブグロット・ハイドです。
この辺りはシタデルカラーの「BASE」塗料。下地色なので、キンケシの地にそのまま塗っています。
浴衣の帯は、濃いめのピンクのレイヤーカラー「エンペラーズ・チルドレン」を塗りました。
ピンクは贅沢に2種類使い、今度は唇を「フルグリムピンク」で上塗りです。
目を、レイヤーカラーの「ホワイトスカー」で重ね塗りしました。
もっとも塗装面積の大きい浴衣、先に下地を塗ったところに「ブルーホラー」を上塗りしました。
脚、手、頭部と、肌の色の仕上げ色は「フレイドワンフレッシュ」です。
ここからは陰影と質感を付ける仕上げの行程。
まずは浴衣のスミ入れに、シェイドカラーのドラケンホフ・ナイトシェイドを入れました。
続いて顔を含め、色分けの境などに、ナルンオイルを流し入れました。
最後仕上げは額の肉マークと目を、黒、アバドンブラックで描き入れました。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
塗装時間の半分弱は下塗りでした。手間がかかりましたが何とか仕上がりました。
動画でチェック!※塗装シーンのみ
塗装シーンのみの動画
キン肉マン音頭
キン肉マン音頭は、1985年、アニメ「夢の超人タッグ編」の途中、期間限定、ちょうど夏に差しかかったタイミングでエンディング曲として使われていました。
このキン肉マンをはじめ、9人の正義超人が浴衣姿となって踊る映像が作られていました。
キン肉マン役の神谷明さんとミート君役の松島みのりさん本人が歌を担当。
正義超人以外にも、アニメおなじみのメンバーが皆浴衣姿で登場しています。
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あの曲は、当時子供だった世代の皆さんなら、口ずさんだことのあるキン肉マンの歌の一つだったかもしれないですね。
でかキンケシでキン肉マン音頭にはいっていたブックレットです。
キン肉マンが2体あるんですね。主要キャラの正義超人、まだまだあるので集めていってメンバー揃えるまでやってみたいな
と思います。
というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、キン肉マン音頭のキン肉スグルでした。
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