#692 【当時物のキン消しを塗装】デカ消し・第5弾E型 ミートくん

2024年1月11日2024年7月3日

今回は、丸越製のデカ消し・第5弾、E型の、ミートくん。
キン肉マンのお目付け役だったおなじみのキャラクターをペイントしました

塗装の様子をYoutube動画で見る

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可塑剤を抜く塗装前の下処理

デカ消し・第5弾に封入されていたブックレットです。
カラー表紙で綺麗な封入物。この弾は、全10体それぞれ、本編での活躍があった面々で構成されていました

ラインナップには主に、シリーズ序盤、第20回・21回の超人オリンピックの出場超人を中心に組まれていました

塗装前の状態です。
ミートくんらしく、他の超人の体長よりは低い設定、保管状態はよくキズなどはありませんが昔の遊んだ後の落書きの形跡がありました

キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。（塗料以外）

キンケシ・デカ消しの色塗り前の下処理は、およそこんな感じで進めていきます

・煮沸して、曲がりクセを直し、表面に付いた埃や油分をとる

・ベンジン漬けして、可塑剤（塩ビを柔らかくする薬剤）を抜く

・乾燥させてMr.スーパークリアつや消しを吹きつけて塗装下地を作る

水性アクリル塗料（シタデルカラー＋ファレホ）で色塗り

そして塗装です。
色塗りの様子は、使ったカラーごとにハイライトで見ていきます

下地塗装

まずは下地の塗装

シタデルカラーのコントラスト、ブラッドエンジェルレッドを使いました
赤の塗装箇所の下地です

水色で塗るコスチュームの下地に、アポシカリーホワイトを使いました

本来は仕上げに使って、ベース・シェイド・ハイライトの効果をひと塗りで表現するカラーのコントラストですが、顔料を含んでいて下地にもなり、液体塗料なのでスミには流れ込み色分けが速くできるので、こうして下地として使っています

目、そして歯、ベルトの部分の下地に、ファレホのゲームカラー・デッドホワイトです
粘性の高い、隠ぺい力の強いカラー。
キンケシのペールオレンジの地に直接の白だったので、2度ほど重ね塗りをしました

白塗装のコツは、薄く、何度も重ねて、色を乗せていきます

ファレホのパンツァーエース、肌色ハイライトカラーで、頭部を含めた肌のカラーを塗りました
キンケシの地に直接でしたが、今回は結果的にこのカラーがそのまま仕上げ色になりました

口、下の部分、下地・ヴォルパスピンク

上塗りに、ファレホのゲームカラー・スクイッドピンクです

今回のミートくんの塗装で下地に使った塗料がこちら
工程は下地塗り～上塗りの2段階です

上塗り塗装

そして上塗り

赤を上塗り、シタデルカラーのBASE塗料、メフィストンレッドです
隠ぺい力の強い赤です

ファレホのゲームカラー、水色のサンライズブルーです
アポシカリーホワイトを塗っておいた箇所の上塗りに使いました

隠ぺい力は強い水色です
下地も効いて、ムラなく上手く色が乗っていってくれました

にくの文字、目に黒、ファレホのゲームカラー・ブラックです

一部、ゼブラのマッキーケア・超極細マーカーを使用

白・シタデルカラーのホワイトスカーで上塗りです
目の部分、歯、ベルトです
下地に塗ったデッドホワイトも効いていたので、着色はスムーズでした

使用した筆は、基本は模型用の面相筆。
面積の広い箇所はブラシを使って時短させながら色を入れていきました

今回のペイントで上塗りで用いた塗料がこちら
塗装にかかった時間は約60分でした

塗装後

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン・クリアを吹きかけて乾燥させて完成
これがトップコートになります

ミートくんは、本名・アレキサンドリアミート
シュラスコ族の正義超人で、超人強度の設定は50万パワー。キン肉星出身
胸にはKINマークを持ちます　王位争奪編では、マリポーサチームのミキサー大帝を破り、ゼブラチーム戦でも先鋒としてマンリキと戦っていました

デカ消し・でかキンケシは、レギュラーシリーズのキン消しよりも一回り大きい、体長約9㎝のゴム消しフィギュアでキン肉マン第1次アニメブームだった1984年～86年ごろに展開された、全12弾、各弾約10体のシリーズでした

塗装後がこちら

塗装シーンのみの映像をYoutube動画で

塗装シーンのみを映像にしました

まとめ～あわせて読みたい記事

塗装後は明るいカラーイメージ、塗装前とは雰囲気・見栄えが一変しました
他の超人のデカ消しとは少し異なる、かわいいフィギュアになりました

ということで今回は、キン肉マンのデカ消し第5弾E型から、ミートくん。
超人図鑑カラーでペイントしました

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