#904 【キン消し塗装】デカ消し第4弾D型・キン骨マンを筆塗りカスタム!Citadel&ファレホで仕上げました
今回は昭和キンケシの名作、9cmサイズの「デカ消し(第4弾D型)キン骨マン」を水性アクリル塗料で塗装していきます!
ファレホやシタデルカラーを使い、黒・赤・白をベースにアニメ風のカラーで再現しました。

🔹当時のデカ消しとは?
使用したのは、丸越製・正規品「デカ消し 第4弾D型」シリーズのキン骨マン。
パッケージにはブックレットも付属していた、コレクターにはたまらない仕様です。


この弾にはキン骨マンのほかにも、
- ザ・ニンジャ
- ジャンクマン(悪魔超人)
- キン肉マン
- モンゴルマン(正義超人)
- イワオ(キン骨マンの相棒)
など、個性豊かな超人たちがラインナップされています。
🛠️ 塗装の様子を動画でじっくり公開中!
実際にどんなふうに塗装しているのか、動画にまとめました!ビフォーアフターの違いもはっきり分かるので、ぜひチェックしてみてください。
🎨 塗装前の状態
中古品ゆえに、全体に黒の落書きや塗装跡がありましたが、塗装工程に入れば問題なし。
毎回通りの下処理を行ってから作業をスタートしています。



🖌️ キン骨マンの塗装レビュー(完成)
キン骨マンの塗装は何度か経験がありますが、やはり黒・赤・白で構成されるこの配色は映えますね。
今回は頭髪やライフル、小物の色分けも細かく再現してみました。



🔧 塗装の流れ(下処理〜仕上げまで)
【1】下処理の工程
- 煮沸処理で形を整え、汚れや油分を落とす
- ベンジン漬けで塩ビの可塑剤を抜き、塗料が乗りやすい状態に
- 乾燥後、**Mr.スーパークリア(つや消し)**を全体に吹いて下地を作成



【2】ベースカラーの塗装
- **デッドホワイト(ファレホ・ゲームカラー)**を薄めて全体に下塗り
→刷毛で一気に塗れるので、時短にもなり便利です

【3】細部の色分け
- ブラック(ファレホ)
目元・鼻・全身のベースに。隠ぺい力が高く、下地の白が効いて一発で発色! - ナルンオイル(シタデル・シェイド)
顔の凹凸に流し込み、陰影を強調。後で白を重ねて立体感を調整。 - ブラッディレッド(ファレホ)
ベルト・ブーツ・グローブなど、アクセントに。黒とのコントラストが映えます。 - キャステラングリーン(シタデル・BASE)
右手のライフルに使用。テリーマン狙撃シーンを彷彿とさせるカラーです。 - アヴァーランドサンセット(シタデル・BASE)
一部の小物に黄色を追加。発色のよさとグレーがかった深みが魅力です。 - コラックスホワイト(シタデル・BASE)
頭髪に使用。自然な白に少し色味を加えました。







【4】最終仕上げ
- アポシカリーホワイト(シタデル・コントラスト)
頭髪のスジ彫りに染め塗りで陰影を追加 - ブラッディレッド(シタデル・コントラスト)
赤部分にさらに深みを出すため、重ねて染め塗り。水で薄めて自然なグラデーションに。
🧪 使用塗料まとめ
- シタデルカラー(Citadel Colour)
高い隠ぺい力&食いつきの良さ。筆塗りでもムラが少なく、発色がしっかりしています。 - ファレホ(Vallejo)ゲームカラー
鮮やかな色が多く、ファンタジー系フィギュアにも最適。滑らかで扱いやすい塗料です。


すべて水性アクリル塗料+筆塗りで仕上げています。筆は面相筆と刷毛を使い分け、効率的に作業しました。
塗装時間は約50分ほどでした。
✨ 完成レビュー&まとめ
最後は、ソフト99のボデーペン・クリアスプレーを全体に吹き付けてコーティング。

🎉 まとめ
今回は「キン肉マン」シリーズより、懐かしのデカ消し・第4弾D型 キン骨マンを塗装しました。
筆塗りでもここまで表情が出せるのは、やはりシタデル&ファレホの実力のおかげ。
昭和レトロなキンケシを、自分だけのカラーで蘇らせるのは最高の趣味です!


■これまでのキン骨マンの塗装(別個体・カラー)記事