#904 【キン消し塗装】デカ消し第4弾D型・キン骨マンを筆塗りカスタム!Citadel&ファレホで仕上げました

2025年4月14日

今回は昭和キンケシの名作、9cmサイズの「デカ消し(第4弾D型)キン骨マン」を水性アクリル塗料で塗装していきます!
ファレホやシタデルカラーを使い、黒・赤・白をベースにアニメ風のカラーで再現しました。

🔹当時のデカ消しとは?

使用したのは、丸越製・正規品「デカ消し 第4弾D型」シリーズのキン骨マン。
パッケージにはブックレットも付属していた、コレクターにはたまらない仕様です。

この弾にはキン骨マンのほかにも、

  • ザ・ニンジャ
  • ジャンクマン(悪魔超人)
  • キン肉マン
  • モンゴルマン(正義超人)
  • イワオ(キン骨マンの相棒)

など、個性豊かな超人たちがラインナップされています。


🛠️ 塗装の様子を動画でじっくり公開中!

実際にどんなふうに塗装しているのか、動画にまとめました!ビフォーアフターの違いもはっきり分かるので、ぜひチェックしてみてください。

🎨 塗装前の状態

中古品ゆえに、全体に黒の落書きや塗装跡がありましたが、塗装工程に入れば問題なし。
毎回通りの下処理を行ってから作業をスタートしています。


🖌️ キン骨マンの塗装レビュー(完成)

キン骨マンの塗装は何度か経験がありますが、やはり黒・赤・白で構成されるこの配色は映えますね。
今回は頭髪やライフル、小物の色分けも細かく再現してみました。


🔧 塗装の流れ(下処理〜仕上げまで)

【1】下処理の工程

  • 煮沸処理で形を整え、汚れや油分を落とす
  • ベンジン漬けで塩ビの可塑剤を抜き、塗料が乗りやすい状態に
  • 乾燥後、**Mr.スーパークリア(つや消し)**を全体に吹いて下地を作成

【2】ベースカラーの塗装

  • **デッドホワイト(ファレホ・ゲームカラー)**を薄めて全体に下塗り
     →刷毛で一気に塗れるので、時短にもなり便利です

【3】細部の色分け

  • ブラック(ファレホ)
     目元・鼻・全身のベースに。隠ぺい力が高く、下地の白が効いて一発で発色!
  • ナルンオイル(シタデル・シェイド)
     顔の凹凸に流し込み、陰影を強調。後で白を重ねて立体感を調整。
  • ブラッディレッド(ファレホ)
     ベルト・ブーツ・グローブなど、アクセントに。黒とのコントラストが映えます。
  • キャステラングリーン(シタデル・BASE)
     右手のライフルに使用。テリーマン狙撃シーンを彷彿とさせるカラーです。
  • アヴァーランドサンセット(シタデル・BASE)
     一部の小物に黄色を追加。発色のよさとグレーがかった深みが魅力です。
  • コラックスホワイト(シタデル・BASE)
     頭髪に使用。自然な白に少し色味を加えました。

【4】最終仕上げ

  • アポシカリーホワイト(シタデル・コントラスト)
     頭髪のスジ彫りに染め塗りで陰影を追加
  • ブラッディレッド(シタデル・コントラスト)
     赤部分にさらに深みを出すため、重ねて染め塗り。水で薄めて自然なグラデーションに。

🧪 使用塗料まとめ

  • シタデルカラー(Citadel Colour)
     高い隠ぺい力&食いつきの良さ。筆塗りでもムラが少なく、発色がしっかりしています。
  • ファレホ(Vallejo)ゲームカラー
     鮮やかな色が多く、ファンタジー系フィギュアにも最適。滑らかで扱いやすい塗料です。

すべて水性アクリル塗料+筆塗りで仕上げています。筆は面相筆と刷毛を使い分け、効率的に作業しました。
塗装時間は約50分ほどでした。


✨ 完成レビュー&まとめ

最後は、ソフト99のボデーペン・クリアスプレーを全体に吹き付けてコーティング。


🎉 まとめ

今回は「キン肉マン」シリーズより、懐かしのデカ消し・第4弾D型 キン骨マンを塗装しました。
筆塗りでもここまで表情が出せるのは、やはりシタデル&ファレホの実力のおかげ。
昭和レトロなキンケシを、自分だけのカラーで蘇らせるのは最高の趣味です!

■これまでのキン骨マンの塗装(別個体・カラー)記事

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年4月14日

Posted by Mさん模活時間の記録