#533【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第3弾(C型)アモイマン

2023年3月15日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第3弾、C型のアモイマンを塗装しました。

Point☆

・キン肉マンで登場したモアイ像の形をした超人は?
・昭和レトロ、昔のキン消しを水性塗料で色塗り
・丸越製の「デカ消し」って知ってますか?

塗装の様子をYoutube動画で見る

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塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

比較的きれいな保管状態でしたが、足回りに少しクセがついてしまっていたので、このあとご紹介する下処理の「煮沸」で矯正、修正していきました。

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装

そして塗装です。

最初のカラーは肌の色としてよく使っているモルガストボーン。

ほとんどの箇所が同一色なので、パンツとの境目と細かなところを面相筆で入れたあとは、大きめのブラシで思い切りよく塗っていきました。

次にパンツのカラーとして、赤です。メフィストンレッド
今回の色分けは大きく2色。
このあとは上塗りで調整していきます。

先ほどモルガストボーンを塗った箇所に、上塗りとしてレイヤー塗料の「カラク・ストーン」を塗りました。
これはマウンテンのボディカラーとしても使っている、岩石の色合いを出してるカラー。

仕上げに陰影と質感を出すため、シェイドカラーの「ナルンオイル」を使いました。
薄めの黒の液体塗料です。全体に塗っていくことで、隙間・筋に入り込んでうまく影を付けてくれます。

さらにDIOのドライブラシ専用塗料をドライブラシ。Earth A MIG-0619。これで完成です。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

塗装にかかった時間は約40分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
少し目立っていた黒ずみや汚れも、上塗りされて問題ありませんでした。

アモイマンについて

カラーリングの参考にしたのは学研の図鑑「超人」です。

アモイマンは、チリ、イースター島出身のパーフェクト超人。
超人強度は340万パワーもあるので、あのウォーズマンよりも数字だけなら強い設定になっています。
頭部だけの古代遺跡に胴と手足が生えて誕生した超人の設定です。

塗装シーンのみをYoutube動画で

塗装シーンのみの動画

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いかがでしたか、キンケシ塗装

アモイマンが属する、第3弾のシリーズのでかキンケシに入っていたブックレットです。
当時はこういった封入物なんか気にもせず、ゴム消しで遊んでいた記憶があります。

こんな感じで袋に入って、お菓子屋さんやおもちゃ屋さんで売られていました。

というわけで、今回はでかキンケシシリーズから、アモイマンでした。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年3月15日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c