#518【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第3弾(C型)ブロッケンJr.

2023年2月23日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第3弾、C型のブロッケンJr.を塗装しました。

Point☆

・昔のキンケシで、丸越製の「デカ消し」って知ってますか?
・昭和レトロのブロッケンJr.のキン消しをペイント
・水性アクリル塗料でゴム消しフィギュアを塗装

塗装前の下処理

まずは塗装前の状態です。

ハットにはワシの紋章、ドクロのマーク、今振り返ってみても、なかなか精巧に作られている造形です。

ここから、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

筆塗り塗装

そして塗装です。

最初のカラーは緑の「キャリバングリーン」。
シタデルカラーの緑。ちょっと濃いめのカラーを下地に使いました
なかなか広い塗装面積です

続いて、黒。アバドンブラックでサングラス、ハットのつばの部分、ブーツ・グローブを塗ります

赤はメフィストンレッド。
軍服の襟やハットのアクセントなど、この色が入って、とても締まった感じになります。

顔の部分とドクロの紋章に白、コラックスホワイトを塗りました。

黄色は「アヴァーランドサンセット」
ベルトのバックルや一部露出している胸の部分などアクセントなります

最後は軍服の仕上げにドライブラシで「ソテクグリーン」。

こちらが今回の塗装で使用した塗料等。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

実はこのデカケシのブロッケンJr.、塗るのは2体目でして。

前はこんなカラーで、アニメカラーの一番印象に残るカラーで塗っていました。
今回は、キン肉星王位争奪編、アニメ第2期のとき、超人血盟軍として登場した際のカラーリングに似せてみました。

塗装にかかった時間は約80分でした。

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後です

塗装後がこちら。
アニメ版でもそうでしたが、グレーカラーの初期のものより、造形は変わってないですがちょっと若々しい感じになりました。

ブロッケンJr.について

ブロッケンJr.は、旧西ドイツ、ベルリン出身の正義超人。
超人強度は90万パワー。ブロッケンマンの息子で当初はラーメンマンに復讐の野望を抱いていましたが
正義超人の仲間入りし、幾多の戦いをこなしアイドル超人の主力として活躍しました。

まとめ

第3弾に、封入されていたブックレットです。
この第何弾っていうシリーズ分け、ラインナップがそれぞれブックレットに一覧になっていたり、あの頃の記憶には残ってなかったのですが、いま見返すとかなりしっかり作り込まれていたんですね。

というわけで、今回はでかキンケシ第3弾から、ブロッケンJr.でした。
アニメカラー第2期の塗装、なかなかいい感じでできました。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年2月23日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c