【昭和レトロ玩具】キン肉マン「ターボマン」デカ消しをフリーハンド筆塗り|水性アクリル塗装の記録#869
昭和レトロ玩具の代表格・キン消し。その中から第2弾B型「ターボマン」を消しゴム塗装で仕上げました。使用したのは水性アクリル塗料のシタデルカラー&ファレホ。フリーハンド筆塗りならではの味わいと製作過程を記録しています。
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Youtube動画
- 昭和レトロ玩具「キン消し」ターボマンの魅力
当時物のデカ消し第2弾B型を題材にし、懐かしさとコレクション性を紹介。 - フリーハンド筆塗りの楽しさと表現力
シタデルカラー&ファレホを使った水性アクリル塗装で、消しゴム素材ならではの質感を活かした仕上げを実践。 - 模活記録としての価値
制作過程を交え、日常の中で模型作りを楽しむライフログ的な要素も発信。
before~after
デカ消しの第2弾B型、当時のパッケージに同梱されていたブックレットです
2弾は、正義超人からはテリーマンやジェロニモ、悪魔超人もアシュラマン・サンシャイン、そしてパーフェクト超人のネプチューンマンもラインナップで豪華です
今回のターボマンや、スネークマンが当時としては地味キャラ
まずは塗装前の状態です。大きな損傷などはありませんが、曲がりクセと汚れは目立ちました。
ペイントには支障ないのでそのままいつもの工程で、曲がりクセは熱処理で整形して、処理を進めていきました
塗装後のレビューを先に
黒のコスチューム・マスクに、ダーティな紫をボディカラーとしました
ブーツ・グローブの白が目立ってなかなかカッコいい配色でした
下処理から、ペイントの様子は記録していますのでここから詳しくご覧ください
可塑剤を抜く塗装前の下処理
キンケシ・デカ消しの塗装は、およそこんな流れで下処理から進めていきます
煮沸して形を整え、余計な油分や表面の埃をとる
ベンジン漬けして、可塑剤、塩ビを柔らかくする薬剤を抜く
乾燥させ、Mr.スーパークリア・つや消しを全体に吹き、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料でペイント
そして塗装です
塗装の様子はハイライトで、使用したカラーごとに見ていきます
まずはベース塗装です
シタデルカラーのLAYER、パリッドウィッチフレッシュを水で溶いて薄めながら塗りました
全体に塗りました
この方法が結果として効率が良いので、最近は消しゴム塗装では、この薄く白の下地を入れる、作業は、ほぼ全面に行うようにしています
刷毛を使って一気に塗るので、2、3分あればできてしまいます
下地が完全乾燥したのち、アクセントカラーとなった銀色から色分け開始
ファレホのゲームカラー、シルバーです
フェイス・ボディの一部と、パンツのバンド部分に
主に上半身のメインカラーとなった黒
ファレホのゲームカラーで、ブラックです
マスクと、上半身の鎧に
このあたりはまだ、次のカラーの色分けが来るので多少のはみ出しは気にせず色を入れていきました
首元、腕部、腹部、脚部のボディカラーに紫
シタデルカラーのBASE、デモネットハイド。久しぶりに用いたカラーです
隠ぺい力は強い、扱いやすい塗料の一つです
今回の黒との相性はとても良かった感じがします
目の部分にスポットで赤
ファレホのゲームカラー、ブラッディレッド
鮮やかな赤です
ファレホは世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ
筆塗りによる塗装が滑らかに、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
最後は白を上塗り
顔料を含み、粘性高く隠ぺい力強いカラー
シタデルカラーのBASE、コラックスホワイトです
胸のTURBOの文字書き入れなど細かなところから、グローブ・ブーツは全面このカラーで塗りました
シタデルカラーはホビー用の水性アクリル塗料
塗料の食いつきもよく、隠ぺい力が高いので下地の色を気にせずに塗る事が出来ます
イギリスのゲーム製作会社「ゲームズワークショップ」が販売している
マットな質感の水性塗料です
塗料は、水性アクリルのシタデルカラーとファレホを併用
オール筆塗りで色付けしていきました
使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆、面積の広い箇所はブラシ・刷毛を使って
時短させ、効率よく塗装しました
工程は下地塗り~上塗りの大きく2段階です
今回の塗装で使用した塗料はこちら
かかった時間は約40分の塗装でした
塗装後
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを全体に吹き付け、乾燥させて完成です
ということで今回は、キン肉マン・キンケシ塗装、往年の丸越製・デカ消し・第2弾
パーフェクト超人の一人・ターボマンを、水性アクリル塗料を使ってペイントしました
まとめ~あわせて読みたい記事
ターボマンは、アンドロイドタイプのロボ超人で、ドイツ出身
パーフェクト超人の一人で超人強度は60万パワー
パワーを体内で増幅させる「ターボチャージャー機能」を搭載している超人
デカ消しは、約9㎝サイズの少し大きいサイズのキン消しで、バンダイの子会社、つり下げ玩具を得意とした株式会社丸越が販売していたフィギュアシリーズでした
各弾約10体、全12弾までリリースされていました
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