#691【当時物のキン消しを塗装】デカ消し・第2弾(B型)プラネットマン(アニメカラー)
今回は、丸越製デカ消し第2弾の、プラネットマンです
アニメカラーをイメージして塗装、いろんなカラーを使ったカラフルな出来上がりに。
水性アクリル塗料で色塗りしました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/IMG_8737-530x530.jpeg)
塗装の様子をYoutube動画で見る
塗装の際の様子
可塑剤を抜く塗装前の下処理
デカ消し、第2弾に封入されていたブックレットです
丸越の正規品には、この小冊子が各弾ごとに入っていたんですね
第2弾は、このプラネットマンのほかにもアシュラマンやサンシャイン、悪魔騎士も3体ラインナップにありました
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![](https://i2.wp.com/m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/IMG_8667-1024x1024.jpeg?ssl=1)
塗装前のデカ消しの状態です
細い結節部が特徴的な造形で、これでもしっかり自立します
汚れ、シミなどはありましたが、傷はなかったので、いつも通りの準備で下処理を進めていきました
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2023/03/Recipe-15-2-346x530.png)
キンケシ、デカ消しの塗装前の下処理はおよそこんな感じで進めます。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/IMG_8519-530x530.jpeg)
・煮沸して形を整え、表面の埃をとり、油分を落とす
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/IMG_8538-530x530.jpeg)
・ベンジンに浸け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/IMG_8630-530x530.jpeg)
・乾燥させて、Mr.スーパークリアつや消しを吹き付けて、塗装の下地を作る
水性アクリル塗料(シタデルカラー+ファレホ)で色塗り
そして塗装です
カラーごとにダイジェスト映像にしてあります塗装に使用した筆は、基本は模型塗装用の面相筆
面積が広い箇所にはブラシを使って時短させ、効率よく色を入れていきました
下地塗装
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot-16-530x530.jpg)
バシリカヌムグレイです。
目の周りの墨入れと、足の下地として塗りました
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シャイシュパープルです
紫色の下地としています
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イアンデンイエローを塗りました
上半身の惑星、左右腕部の惑星の下地です
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_3-18-530x530.jpg)
ワープライトニング
緑の下地色です
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_4-18-530x530.jpg)
グリフハウンドオレンジです
文字通り、オレンジの下地カラーです
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_5-18-530x530.jpg)
ブラッドエンジェルレッド
赤の下地カラーです
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_6-17-530x530.jpg)
アポシカリーホワイト
水色を塗る箇所の下地色としました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_7-15-530x530.jpg)
グリフチャージャーグレイです
青、紺色を上塗りする箇所の下地として使いました
シタデルカラーのコントラストは染め塗り塗料。
白やライトグレイの上から塗ることで、模型のディテールに沿って染まっていき、希釈なしで塗れます。
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/IMG_8712-530x530.jpeg)
下地に用いた塗料がこちら
工程は下地塗り~上塗りの2段階です
上塗り塗装
これより上塗り
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_8-14-530x530.jpg)
まずはファレホのゲームカラー、デッドホワイトです
目に塗り入れ
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_9-13-530x530.jpg)
左肩の惑星にファレホのゲームカラー、オレンジファイアを上塗り
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_10-11-530x530.jpg)
こちらはメフィストンレッド
シタデルカラーのBASE、上半身の惑星のラインに上塗りしました
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_11-9-530x530.jpg)
アヴァーランドサンセット。
今回の塗装で塗る箇所は一番広かったカラーかもしれません
黄色の中では隠ぺい力は優秀なカラー
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_12-6-530x530.jpg)
頭部と、右足の惑星の一部に水色、こちらはシタデルのレイヤー塗料、ローザンブルー。
明るいカラーですが、隠ぺい力は高めの塗料で塗りやすいです
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_13-4-530x530.jpg)
シタデルカラーとファレホが入り乱れて塗装が続きます
次はファレホ。ゲームカラーのエイリアンパープルです。
少し淡いカラーの紫。
土星をイメージした腰部の惑星に塗りました
ファレホは、世界水準で最高級の水溶性アクリルカラーと言われ筆塗りによる塗装が滑らかに楽しめ、筆むらも出にくく、広い範囲に塗装ができます
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右肩の緑です。黄緑。
ファレホのゲームカラー、エスコルピナグリーンです。
右腕黄色い惑星の一部、そして頭部にも陸のカラーとして書き入れています
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_15-5-530x530.jpg)
結節部と、左足の惑星のカラーとして、シタデルカラーのBASE、ザ・ファングを使いました
細かな個所もありましたが丁寧に塗っていきます
色分けはあと3色
![](https://m3-c.net/wp-content/uploads/2024/01/Snapshot_16-4-530x530.jpg)
左肩、オレンジ惑星の上塗りで、ファレホのゲームカラー・スクイッドピンクを使いました
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黒です。
シタデルカラーのアバドンブラック。
脚部、下地にバシリカヌムグレイを塗った箇所に上塗り
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上塗りで使用した塗料がこちらです
塗装に要した時間は、下地・上塗りあわせて約80分でした
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最後のカラーはシタデルのBASE塗料、カレドールスカイ
明るい青色です
右足の惑星のカラーとして
そして、先端を糊で固めた細筆を使って、左足の惑星に点を打ちました
塗装後
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色塗り後はソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアを吹きつけて乾燥させて完成、これがトップコートになります
六騎士時代のアシュラマンに並ぶ多数のカラーを使用した大作になりました
明るいカラーも多かったのでかなりカラフルなプラネットマンです
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塗装後がこちら
塗装シーンのみの動画
塗装シーンのみを映像にまとめました
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プラネットマンは、惑星がモチーフの悪魔超人で、超人強度は500万パワー
惑星バルカンが悪魔六騎士となった超人で、10の惑星を神から奪い、太陽系を統括
惑星の体を並べ替える魔技を使います
デカ消しは、キン肉マンアニメ第1次ブームだった1984年~86年ごろに展開された、株式会社丸越製のゴム消しフィギュアで、各弾約10体、全12弾までありました
レギュラーサイズの4㎝程度のキンケシよりも一回り大きい、全長は9㎝程の造形でした
ということで今回は、キン肉マンの、当時物デカ消し第2弾・B型から、プラネットマンのペイントでした
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