#622【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第11弾(K型)ゴーレムマン(アニメカラー)

2023年9月1日

今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第11弾、K型のゴーレムマンを塗装しました。
少しレアな部類に入る11弾のデカ消し塗装になりました。

Point☆

・アニメカラーのゴーレムマンは黄色だった
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン肉マン消しゴムを失敗せずに塗装する方法

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塗装前の下処理

当時物、第11弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
この辺りの弾のブックレットは、塗り絵ができるという名目での白黒。
この弾は王位争奪編のキャラも多数ラインナップされていた、シリーズでも後ろから2番目の後発の弾です。

まずは塗装前の状態です。
多少の汚れ、黒ずみなどはありましたが塗装には影響のないレベルでした。

キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)

事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。

・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる

・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く

・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る

水性塗料で色塗り

そして塗装。です。
色塗りの様子はダイジェストにまとめていますので見ていきましょう。

最初のカラーはコントラスト・イアンデンイエロー
全面に塗りました
最近はフィギュア塗装で、この「BASE」「SHADE」の両方の機能を併せ持つコントラストカラーを下地に使うことが多くなりました。
液体塗料で塗りが速いため、時短に効果があります。

こちらがゴーレムマンの塗装で上塗りに使用した塗料。
いつものように、主にホビー用水性アクリルのシタデルカラーで塗りました。

塗装にかかった時間は約50分でした。

上塗り最初は、ドルンイエロー

肌の色の薄い黄色です。

LAYER、上塗り用の塗料で隠ぺい力は弱いため少し手こずりましたが、先に塗った下地も効いてなんとか色が乗りました。

次に、今回のゴーレムマンのメインカラーである黄色をフラッシュギッツイエローで。
こちらも面積が大きいわりにカラーが隠ぺい力が弱めなので苦心しました。

今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し広めの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。

目を緑、ワープストーングロウで着色しました。

最後にSHADEカラーのナルンオイルで、質感、陰影を出しました
基本的に目地に対して筆で入れていったので多少時間はかかりましたがそれなりの雰囲気は出せたかなという感じです

塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。

塗装後

塗装後がこちら。
デカ消しの中でも後発の第11弾で出たゴーレムマン。少し流通量も抑え気味で若干レアなデカ消しです。

まとめ~あわせて読みたい記事

ゴーレムマンは、キン肉星王位争奪サバイバルマッチ、ビッグボディチームの中堅の超人ですがマンモスマンの圧倒的パワーの前にゴーストキャンバスで敗れました。
イスラエル出身で超人強度は580万パワーです。

というわけで、今回はでかキンケシ・第11弾から、ゴーレムマンの色塗りでした。

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この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2023年9月1日

Posted by 朝4時起きから始める模活 m3c