#626【当時物のキン消しを塗ろう】デカ消し・第10弾(J型)ザ・ホークマン2体目
今回は1980年代、当時物のでかキンケシ、株式会社丸越さんから発売されたシリーズの第10弾、J型のザ・ホークマンを塗装しました。
・キン肉マンマリポーサチームの先鋒、ザ・ホークマンのデカ消し
・水性アクリル塗料、シタデルカラーの使い心地
・水性塗料で、昭和レトロ・昔のキン消しを失敗せずに塗装する方法
10弾は流通量も少なくレアな部類に入るデカ消しのシリーズ。王位継承サバイバルマッチ、マリポーサチームの先鋒の超人です。
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塗装前の下処理
当時物、第10弾のデカ消しに封入されていたブックレットです。
スーパーフェニックス、マンモスマンやミスターVTRなど、王位争奪編の登場超人を中心に構成されたラインナップです。
10弾以降はこの、それまでのシリーズを全網羅して、いちおう、「塗り絵」ができるという設定の白黒ブックレットでした
まずは塗装前の状態です。
黒ずみ、汚れはありましたが塗装に影響あるキズや損傷はなかったのでそのまま準備を進めました。
キンケシ・デカ消しの色塗りで使っている資材・道具はこちらの記事でまとめています。(塗料以外)
事前準備として、こんな工程で塗装前の下処理をしていきます。
・煮沸して形を整え、表面のホコリや汚れをとる
・ベンジンに漬け込み、可塑剤(塩ビを柔らかくする薬剤)を抜く
・乾燥させて、Mr.スーパークリア―つや消しを吹き付けて塗装下地を作る
水性塗料で色塗り
そして塗装です。
シタデルカラーのコントラストという種類の塗料で、色分けをしつつ下地塗りをしていきます。
「BASE」「SHADE」の両方の機能を兼ね備えた塗料で、下地になりつつ、スジや溝には液体塗料が流し込まれていくので、時短にもなり最近愛用しています。
今回のザ・ホークマンでは、イアンデンイエロー、バシリカヌムグレイ、ブラッドエンジェルレッド、アポシカリーホワイト、スネークバイトレザーの5色を使いました
上塗りは、カラーごとに見ていきます。
肌の下地として、レイスボーンを塗りました。
今回は、シタデルカラーのこのカラーの上にファレホのベーシックスキントーン、そしてシェイドカラーのピンクを乗せていく形の、少し趣向を変えた塗装になりました。
以前に一度塗装したホークマンは、肌の色を少し濃いめのカラーで仕上げましたが、今回はテイストの違った出来上がりになりました。
こちらが今回のザ・ホークマンの上塗りで使用した塗料。
ホビー用水性アクリルのシタデルカラーと、ファレホを兼用で塗りました。
塗装にかかった時間は下地を合わせて約50分でした。
黄色・アヴァーランドサンセットです。
ヘルバードの足、口に塗りました。
茶色、ソンディアブラウンです。
ヘルバードのボディカラーです。
こちらはシタデルカラーのBASE塗料。顔料多め、隠ぺい力強く、色のノリもとても良いカラーです。
黒、アバドンブラックをヘルバードの足の爪に使用しました。
赤、コーンレッドです。
このカラーも本来下地にもなる隠ぺい力の強いカラー。
今回はリストバンド、ブーツ、パンツに塗り入れました。
ホークマン、ヘルバードともに、目は、マッキーケア・超極細のマーカーで書き入れました。
ボディカラーは、ファレホのベーシックスキントーンの上塗りののちシタデルのシェイドカラー、カルロブルククリムゾンをかなり薄めた状態で上塗りしました。
今回の塗装では、色の境目や細かなところを面相筆で、少し大きめの箇所は思い切って模型用ブラシで、そしてさらに細部は、先端を糊で固めた細筆を使って塗装していきました。
塗装後は、ソフト99コーポレーションのボデーペン、クリアーを吹き付けて乾燥させ、完成。
これがトップコートになります。
塗装後
塗装後がこちら。
赤ピンクの薄い陰影のつけたボディになりました。
塗装シーンのみをYoutube動画で
塗装シーンのみの動画
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ザ・ホークマンは、フランス出身の超人で、マリポーサチームの先鋒。超人強度は5100万パワー。
鷹の能力を備える超人で、このキンケシにはない背中から出し入れ可能な左右の翼をまとい、攻防一体の必殺技となる「スパイラルブレッド」を得意とします
今回は、キン肉星王位争奪編のアニメカラーをイメージで塗りました。
というわけで、今回はでかキンケシ・第10弾から、ザ・ホークマンの色塗りでした。
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