【SDガンダムちーびー戦士No.8】キャプテンフォーミュラー91Jr.を素組み&筆塗り全塗装で再現!#1037

2025年10月22日

1993年発売の「SDガンダムちーびー戦士 キャプテンフォーミュラー91Jr.」を制作。素組みから聖獣スターグリフォンへの変形、そして筆塗り全塗装までの工程を詳しく紹介します。

🧩キット概要

今回は、1993年発売の「SDガンダムちーびー戦士 キャプテンフォーミュラー91Jr.」を制作しました。
当時の定価は300円。低価格ながら、聖獣スターグリフォンへの変形ギミックやちーびーメダル付きの台座
など、遊び要素満載の構成です。

説明書にはおなじみの「コミックワールド」も収録されており、当時の雰囲気をしっかり味わえるキットです。


🧱素組み工程:パーツを丁寧に組み立て

まずはランナーを開封し、薄刃ニッパーでパーツを丁寧にカットしていきます。
組み立てには**Mr.セメント(流し込みタイプ)**を使用。しっかりと接着しながら組み進めました。

  • ボディ:内部に「ちーびーフレーム」を挟み込み、可動を確保
  • 脚部:聖獣スターグリフォン時の前足パーツも一体化
  • 頭部:サイドと額のパーツを接着し、目のシールを貼付
  • 武装:ビームプラズマ―とシャイニングシールドを組立

背部のアーマーは、変形時に後ろ足になる仕様。
完成時は小型ながらもディテールのしっかりした造形に仕上がっています。


🎨塗装準備:下地処理とクリア吹き

素組み後はいったん全パーツを分解し、Mr.スーパークリアつや消しを吹きつけてマットな塗膜を形成。
この下地処理によって、後の筆塗り塗料の乗りが安定します。


🖌️筆塗り全塗装:使用カラーと工程

今回は**水性アクリル塗料(シタデルカラー&ファレホ)**を併用し、オール筆塗りで仕上げました。
工程は「下地塗り → 上塗り」の2段階構成です。

●ベース下地

使用カラー:ファレホ ゲームカラー「デッドホワイト」
👉 濁りのない純白で、上塗りの発色を良くする下地づくり。


●メインカラー(金属色)

使用カラー:ファレホ モデルカラー「ブロンズ」
👉 くすみのある渋めのゴールド。
広い面積はラーミアンメディウムで溶きながら重ね塗りし、ムラを防止。

※他に使うことが多い金色:

  • ファレホ「ポリッシュドゴールド」
  • シタデル「レトリビューターアーマー」「オーリックアーマーゴールド」

●その他の色分け

  • グレー:ファレホ ゲームカラー「ニュートラルグレー」
  • グリーン:ファレホ モデルカラー「ライトグリーン
  • ブルー:ゲームカラー「マジックブルー」
  • レッド:ゲームカラー「ブラッディレッド

各部位に対応して丁寧に筆塗りしました。


●仕上げ:シェイドによる陰影付け

金属部分には**シタデルカラー「ナルンオイル」**を使用。
水で薄めて溝に流し込み、陰影を強調。ディテールの立体感が際立ちます。


🧴塗料とツール紹介

  • 使用塗料:シタデルカラー、ファレホ(モデルカラー/ゲームカラー)
  • 使用筆:面相筆、平筆、刷毛
  • トップコート水性つや消しトップコート
  • 塗装時間:約70分

水性アクリル塗料のため扱いやすく、筆ムラが少なく無臭で作業しやすいのが特長です。


🦅完成!キャプテンフォーミュラー91Jr.&聖獣スターグリフォン

全塗装後、各パーツを再組立。
フロントビュー・リアビューともに金属感が引き立つ仕上がりになりました。

さらにパーツ換装で、聖獣スターグリフォン形態も再現。
重厚感あるメタリックカラーと、ファンタジックな変形ギミックの融合が見どころです。


🪙まとめ

今回は、**SDガンダムちーびー戦士No.8 キャプテンフォーミュラー91Jr.**を素組みから筆塗り全塗装まで再現しました。
低価格ながらもギミック豊富で、塗装次第で見違える完成度を楽しめる名キットです。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月22日

Posted by Mさん模活時間の記録