【ビックリマン消しゴム塗装】第5弾悪魔キャラ「金喰鬼」を筆塗りペイント|天魔界・魔の弐サタンマリア編レビュー#1118

1988年発売「魔の弐 サタンマリアパワーアップ編」に登場した天魔界キャラクター・金喰鬼を、水性アクリル塗料で筆塗りペイント。下処理から彩色テクニック、仕上げまで制作工程を詳しく紹介します。

今回は、ビックリマン「魔の弐 サタンマリアパワーアップ編」に収録された天魔界キャラクター、第5弾悪魔シールの人気キャラ「金喰鬼(きんぐいき)」の消しゴムフィギュアを、水性アクリル塗料で筆塗りペイントしました。

■1988年発売・天魔界セットの金喰鬼

今回使用した金喰鬼の消しゴムは、1988年にセット販売された当時物のひとつです。同シリーズは天魔界キャラクターを中心に構成され、サタンマリアを筆頭に第5弾悪魔キャラが集められた印象的なラインナップでした。

塗装前の状態はペールオレンジ成形。経年による汚れこそ見られましたが、キズはほぼなく保管状態は良好でした。高さ約3cmながら彫刻は細かく、体表には通貨モチーフの彫り込みもあり独特の存在感があります。色分け自体は比較的少なく、作業難易度は高すぎない印象でした。

■アニメカラーを参考にしたビビッド塗装

完成レビューを先にお伝えすると、今回はパッケージのアニメカラーを参考に配色しています。ベースは紫を主体に、オレンジや明るいグリーン、黄色を差し色として使用し、天魔界らしいビビッドな印象に仕上げました。隠ぺい力の高い塗料を選んだことで、スムーズに色分けできたと思います。

■消しゴム塗装の下処理工程

消しゴムフィギュアの塗装では下処理が重要です。今回は以下の工程で進めました。

・煮沸して表面の埃や油分を除去
ベンジンに浸け込み可塑剤を抜く
・乾燥後、つや消しクリアで下地を作成

この工程を行うことで塗料の食いつきが安定します。

■効率重視の筆塗り工程

まずベース下地として、ファレホモデルカラー「ライトフレッシュ」を水で薄め全体に塗装しました。白系の下地を入れることで発色が安定するため、最近の消しゴム塗装ではほぼ必須の工程になっています。

その後、目元と口にはブラッディレッド、金塊部分にはオレンジファイアを使用。隠ぺい力が強く、一度塗りでもしっかり色が乗りました。

風呂敷部分にはライトグリーン、目と歯にはゴールドイエローを入れ差し色にしています。

メインのボディカラーはエイリアンパープルです。広い面積をムラなく仕上げるため、

・ラーミアンメディウムで希釈
・筆先で叩くように塗装

この2点を意識しました。乾燥後に重ね塗りを行い発色を安定させています。

さらに腹部にはホワイトグレーを使用し、風呂敷には点打ちで模様を追加。瞳はブラックで引き締めました。

最後にドルーチバイオレットを薄めて通貨モチーフ部分へ染め塗りし、スミ入れ風に立体感を強調しています。

■使用塗料と仕上げ

塗料はファレホシタデルカラーの水性アクリルを併用。面相筆を基本に、広い面積は刷毛を使って効率よく作業しました。塗装時間は約40分です。

仕上げにはソフト99のボデーペンクリアを全体に吹き、十分に乾燥させて完成。台座を取り付けることで展示映えも向上しました。

当時物ならではの魅力を残しつつ、鮮やかなカラーリングでよみがえった金喰鬼。ビックリマン消しゴム塗装の楽しさを改めて感じられる制作となりました。

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

Posted by Mさん模活時間の記録