当時物ビックリマン消しゴム「魔砂鬼」を水性アクリルで筆塗りペイント|下処理から彩色まで制作記録#1092
1988年発売のビックリマン消しゴムフィギュア「魔砂鬼」を、水性アクリル塗料でフルペイントしました。下処理から塗装工程、使用カラー、仕上げまでを詳しく記録。消しゴム塗装に挑戦したい方にも参考になる内容です。

ビックリマンの消しゴムフィギュアペイント、今回は「魔の弐 サタンマリアパワーアップ編」より魔砂鬼を制作しました。
第5弾悪魔シールに登場する天魔界のキャラクターで、独特なデザインが魅力の一体です。

■ 当時物の消しゴムフィギュアを使用
今回ペイントした魔砂鬼は、1988年にセット販売された当時物の消しゴムフィギュアです。ペールオレンジ成型で、経年の汚れはあるものの、キズもなく保存状態は良好でした。
高さは約4cmほどですが、細部までしっかり造形されており、塗りごたえのある素材です。



■ 塗装後レビュー(仕上がりイメージ)
彩色はアニメカラーやシールの配色を参考にしつつ、やや明るめのオレンジを意識して仕上げました。背面はマント部分が緑一色になるため、色のコントラストがはっきり出て、メリハリのある仕上がりになったと思います。

■ 消しゴム塗装の下処理工程
消しゴムフィギュアはそのまま塗ると定着しづらいため、以下の工程で下処理を行います。

・煮沸して汚れや油分を除去
・ベンジンに浸けて可塑剤を抜く
・完全乾燥後、Mr.スーパークリアつや消しを吹いて下地作成



このひと手間で、塗料の食いつきが大きく変わります。
■ ベース塗装と彩色の流れ
まず全体に、ファレホ モデルカラー「ライトフレッシュ」を薄く下地として塗布しました。刷毛で一気に塗れるので、数分で完了します。

続いて各部を塗り分けていきます。
・水色:ゲームカラー「サンライズブルー」
・黄色:ゲームカラー「ゴールドイエロー」
・本体色:ゲームカラー「ロージーフレッシュ」
・赤:ゲームカラー「ブラッディレッド」
・緑:ゲームカラー「ジェイドグリーン」
・黒:ゲームカラー「ブラック」(瞳・文字・スミ入れ)

筆ムラを防ぐため、ラーミアンメディウムで塗料を調整し、「筆で引く」のではなく「叩くように乗せる」塗り方を意識しています。
背面のマント部分は広範囲のため、最後にジェイドグリーンを重ね塗りしてムラを整えました。
■ 使用塗料・道具と作業時間
塗料はファレホとシタデルカラーの水性アクリルを併用。
筆は面相筆を中心に、広い部分は刷毛を使って時短しています。
塗装にかかった時間は約60分ほどでした。

■ 仕上げと完成
塗装後は、ソフト99のボデーペン「クリア」を全体に吹き、しっかり乾燥させて完成です。

台座にセットすると、当時物消しゴムとは思えないほど存在感のある仕上がりになりました。



当時物のビックリマン消しゴム「魔砂鬼」を、水性アクリル塗料で丁寧にペイントしました。
消しゴムフィギュア塗装の魅力が、少しでも伝わればうれしいです。








