【SDガンダムBB戦士 No.184】迅風頑駄無を筆塗りで再現!天星七人衆編の風の武人を徹底レビュー #1038

2025年10月24日

1998年発売「SDガンダムBB戦士 No.184 迅風頑駄無」を制作。天星七人衆編の風を操る武人を、水性アクリル筆塗りで丁寧にリペイント。組み立て・塗装・変形ギミックまで詳しく紹介します。

迅風頑駄無とは?風を操る七天星の一人

1998年に発売された「SDガンダムBB戦士 No.184 迅風頑駄無(じんぷうがんだむ)」は、新SD戦国伝 天星七人衆編のキットです。
ビース南西部・九重村に住む武人で、村の秘宝「琥空翔翼(こくうしょうよく)」を使い風を操ります。
必殺技は「風陣龍天翔(ふうじんりゅうてんしょう)」。空を舞う姿が印象的なキャラクターです。

カラーリングは「ヴィクトリーガンダム」のアビゴルをモチーフにしたようなデザインとなっています。


キット内容と構成

  • 定価:500円
  • 封入パーツ:2袋
  • 成形色:白・赤・緑の3色+パールパーツ+メッキパーツ
  • 付属:シール、ポリキャップ、コミックワールド付き説明書

説明書は8ページ構成で、コミックワールドは176番のクレジット
変形ギミックとして「ストライクイーグル形態」への簡易変形も可能です。


組み立て工程:素組みレビュー

組み立てには「Mr.セメント流し込みタイプ」を使用し、丁寧にパーツを接着
薄刃ニッパーでゲート処理を行い、頭部・胴体・脚部を順に組み立てます。

  • 頭部:目のシールを貼り付け
  • 胴体:メッキパーツが高級感を演出
  • 脚部:赤と白の色分けが明確
  • 肩パーツ:変形ギミックの要

「荒翼の鎧(こうよくのよろい)」と呼ばれる空戦用アーマーを装着することで、風を操る戦闘形態に変化します。


塗装準備と下地処理

素組み完成後、Mr.スーパークリアつや消しを吹きかけて下地を作成。
塗装の発色と密着性を高めるための重要工程です。


筆塗り塗装:使用カラーと技法

塗装はすべて筆塗り・水性アクリル塗料で行いました。
使用塗料は主にファレホ(Vallejo)とシタデルカラー(Citadel)

使用塗料一覧

  • 下地:ファレホ「デッドホワイト」
  • スミ入れ:シタデル「ブラックテンプラー」
  • 赤:シタデル「ブラッドエンジェルレッド
  • 緑:シタデル「ミリタルムグリーン」
  • 金:ファレホ モデルカラー「ブロンズ」
  • 黒:ファレホ ゲームカラー「ブラック」
  • 銀:ファレホ ゲームカラー「シルバー」
  • 仕上げ:シタデル「ストームシールド(マット仕上げ)」

各色は2層塗り+スミ入れ補修を施し、筆むらを抑えながら立体感を出しています。


塗装のこだわりポイント

  • シールで再現されていた箇所はすべて筆塗りで補完
  • 下地ホワイトにより、発色と塗膜強度を確保
  • 面相筆での細部塗り分け+広面積は刷毛で時短塗装
  • 塗装時間:約50分

完成!迅風頑駄無・荒翼の鎧形態

全パーツの塗装が終わったら、**水性トップコート(つや消し)**で表面保護。
軽装形態から鎧装備形態、そして変形ギミックまで再現。

  • 武器:神槍「天舞丸(てんぶまる)」
  • 特徴:背中に槍を装着でき、ストライクイーグル形態へ変形

フロント・リアビューともに、風を感じるダイナミックな造形が楽しめます。


まとめ:風の迅風頑駄無を筆塗りで再現

今回は、SDガンダムBB戦士 No.184 迅風頑駄無の製作と筆塗り塗装を紹介しました。
天星七人衆の中でも特に軽快なデザインで、筆塗りによる発色も美しい仕上がりに。

塗装や変形ギミックの魅力を活かし、1990年代後期の名キットの味わいを現代に蘇らせました。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年10月24日

Posted by Mさん模活時間の記録