【デカ消し塗装】カナディアンマンを水性アクリルで丁寧に筆塗り仕上げ!9cmサイズで大迫力#310

2022年3月3日

丸越製デカ消し第3弾C型のカナディアンマンを、フリーハンド筆塗りで丁寧にペイント!白と赤の色分けや、下処理の工程、使用塗料まで詳しく紹介します。

■ 今回ペイントするのはカナディアンマン(デカ消し3弾C型)
丸越製デカ消しの第3弾C型より、巨漢の正義超人・カナディアンマンをペイントしました。
サイズは9cmで、筆塗りに最適な大きさ。今回も水性アクリル塗料を使ったフリーハンド塗装です。

ブックレット付きの当時パッケージには、ブロッケンJr.・ウォーズマン・魔雲天など豪華なラインナップが登場していました。


■ 塗装前の状態と下処理工程
状態は経年による黒ズミや汚れは少しあるものの、破損もなく塗装に問題なし。
いつもの工程で下処理を進めていきます。

この下処理によって、塗料のノリが格段に良くなります。


■ カナディアンマンは白と赤が命!塗装のポイント
一目で分かる特徴は赤と白のコントラスト。
特に白の大面積塗りはムラが出やすく、重ね塗りで丁寧に仕上げました。


■ 使用した塗料と筆
基本は水性アクリルのファレホ、ポイントでシタデルカラーも使用。
すべてオール筆塗りです。

  • 面相筆で細部
  • 平筆やブラシで広い面積
  • 時短しながら効率よく色を重ねる

■ 下地づくり(白)
まず、ファレホのゲームカラー「デッドホワイト」で全身を下塗り。
濁りのない純白で、上塗りの発色がしっかり決まります。

平筆で一気に塗るため、3〜4分で下地が完了。

完全乾燥後、シタデル「ブラックテンプラー」で目元のスミ入れを軽く流しました。


■ 白の上塗り
ファレホ モデルカラー「ホワイトグレー」を使用。
グレー寄りで隠ぺい力が高く、白の重ね塗りに最適。

ラーミアンメディウムと水で薄め、ムラ防止を意識して色を置くように塗りました。


■ 赤の塗り分け
口元は「スカーレットレッド」、
ボディの赤は「ブラッディレッド」を使用。

色鮮やかで扱いやすい標準的な赤。
白との境界は極細筆で丁寧にラインを整えました。

広い面積の赤は、筆の先端で“叩き塗り”することでムラを抑えています。


■ 塗装時間は約70分
効率よく進めながら、色ノリを重視して仕上げました。


■ カナディアンマンのプロフィール

  • カナダ出身の正義超人
  • 身長:265cm
  • 超人強度:100万パワー
  • ロビンマスクと超人オリンピックで対戦
  • タッグはスペシャルマンとの「ビッグボンバーズ」
  • 好きな言葉は捲土重来(けんどちょうらい)

■ 仕上げと完成レビュー
塗装後はソフト99のボデーペン「クリア」を吹き付けて保護。
乾燥後、台座にセットして完成です。

フロントビューからリアビューまで、赤と白のコントラストが際立つ仕上がりになりました。


■ まとめ
今回は、丸越製デカ消し第3弾C型より「カナディアンマン」を水性アクリル塗料で丁寧にペイントしました。
大面積の白塗装の工夫や、赤との境界線処理など、塗装の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2022年3月3日

Posted by Mさん模活時間の記録