キンケシ「四次元殺法コンビ」を筆塗り!ペンタゴン&ブラックホールを水性アクリルでリペイント#1257

2026年8月22日

当時物のレギュラーサイズキンケシから、四次元殺法コンビのペンタゴンブラックホールをフリーハンド筆塗りでリペイント。ファレホを中心に、水性アクリル塗料で原作カラーを再現していきます。

キンケシ「四次元殺法コンビ」を筆塗り

今回は、消しゴムフィギュアの塗装です。題材に選んだのは、人気漫画『キン肉マン』に登場するタッグチーム、四次元殺法コンビ

メンバーは、白いボディが特徴的なペンタゴンと、黒いボディが印象的なブラックホールです。

今回は、この2体を水性アクリル塗料を使って、フリーハンドで筆塗りしていきます。

2008年発売のキンケシ復刻版をチェック

今回は、2008年にリリースされたキンケシ復刻版のミニブックを取り出してきました。

この復刻シリーズでは、かつてのレギュラーサイズキン消しが、夢の超人タッグ編をイメージする形で、各タッグチームごとに2体ずつカプセルに入っていた設定になっています。

今回塗装するペンタゴンとブラックホールも、その四次元殺法コンビとして組み合わせられたフィギュアです。

塗装前の造形を見ると、ペンタゴンは赤い素体、ブラックホールはペールオレンジの素体でした。

レギュラーサイズのキンケシは40年以上前のものということもあり、経年による汚れや劣化は見られます。それでも、今回は何とか自立できる状態で保管されていました。

改めて見ると、手足などがうまくディフォルメされた、キンケシらしい味のある造形です。

まずはフロントビュー、そしてリアビューから、塗装前の状態を確認していきます。

キンケシ塗装前の下処理

消しゴムフィギュアを塗装する前に、まずは下処理を行います。

最初は煮沸して熱を加え、表面のホコリや油分を落としながら、素体が自立できるように形を整えます。

続いて、ベンジンに浸け込んで可塑剤を抜き出します。

最後に、Mr.スーパークリア つや消しを吹き付け、塗料が乗りやすいようにマットな下地を作りました。

塗装で汚れてきた台座も、今回は塗り直します。

使用したのはウォーハンマーカラーのテクニカル、スターランド・バトルマイア。粒子を含んだ特殊な塗料で、沼地や地面などの質感表現に使われるカラーです。

ペンタゴンをホワイトカラーに塗装

まずはペンタゴンから塗装していきます。

赤い素体の上から白く塗装するため、下地にはファレホ Model Color ホワイトグレーを使用しました。

ペンタゴンの場合は最終的なボディカラーも白なので、このホワイトグレーをそのままベースカラーとして使っていきます。

ファレホのModel Colorは、フィギュアやミニチュア、プラモデルなどの筆塗りに適した水性アクリル塗料です。豊富なカラーバリエーションと、細かな部分まで塗りやすい扱いやすさが魅力です。

今回使用したホワイトグレーは、真っ白ではなく少しグレーがかった明るい色。白ほど強い印象にならず、下地やベースカラーとしても使いやすいカラーです。

今回はウォーハンマーカラーのテクニカル、ラーミアンメディウムを使って塗料を薄めながら、ムラにならないように何度か重ね塗りしていきました。

ラーミアンメディウムは、塗料を薄めながらも色の成分をできるだけ維持したいときに便利な透明メディウムです。

ペンタゴンの細部を塗り分け

続いて、ペンタゴンのフェイスにあるスターマークや肩の翼の一部には、ファレホ Game Color ゴールドイエローを使用しました。

ゴールドイエローは、鮮やかで黄みの強いイエロー系カラー。明るく華やかな印象を作りやすく、キャラクターモデルの装飾や差し色にも使いやすい色です。

最後に再びホワイトグレーを重ねていきます。

この重ね塗りによって、赤い素体だったペンタゴンも、白いボディカラーがかなりしっかりと乗ってきました。

ブラックホールを原作カラーにリペイント

ここからはブラックホールです。

下地にはペンタゴンと同じく、ファレホ Model Color ホワイトグレーを使用しました。

ペンタゴンとは逆に、ブラックホールはペールオレンジの素体から黒と赤を中心としたカラーリングへ変更します。

そのため、ペンタゴンほど厚く白く塗り込む必要はなく、塗料の発色を良くするための最低限の下地作りというイメージです。

ブラックホールの黒と赤を塗装

ブラックホールのメインカラーとなる黒には、ファレホ Game Color ブラックを使用します。

はっきりとした黒色で、模型の筆塗りでは非常に使いやすい基本カラーです。

ボディを中心に黒く塗り分けていくことで、ブラックホールらしいシルエットになってきました。

続いて、パンツのバンド部分や頭部の装飾には、再びホワイトグレーを使用します。

そして、もう一つのメインカラーとなる赤には、Game Color ブラッディレッドを使用しました。

ブラッディレッドは、鮮やかさと深みを持った濃い赤色です。ブラックとのコントラストも強く、ブラックホールのカラーリングに非常に合わせやすい色でした。

胸の「BH」の文字、フェイス、パンツ、グローブ、ブーツなどに赤を入れていきます。

ベルトのバックルには、先ほども使用したゴールドイエローを塗装。

最後にGame Color ブラックをもう一度使用し、はみ出した部分や塗りが甘かった箇所を補修して仕上げました。

使用した塗料と塗装時間

今回の塗装では、ファレホの水性アクリル塗料をメインに使用し、ウォーハンマーカラーを一部組み合わせています。

使用した筆は、模型塗装用の面相筆1本

細かなパーツが多いキンケシですが、フリーハンドの筆塗りで2体合わせて、塗装時間は約60分でした。

塗装後は、仕上げとしてボデーペンクリアを薄く吹き付けています。

本来は自動車用のトップコートですが、消しゴムフィギュアの仕上げにも相性が良く、今回は薄くサッと吹いて仕上げました。

塗装後のペンタゴン&ブラックホール

塗装後の状態を見ていきます。

まずはペンタゴン。

もともと赤い素体だったとは思えないほど、しっかりと白いボディカラーに仕上がりました。

そして相棒のブラックホール。

こちらは黒と赤を基調とした、おなじみのカラーリングです。

今回は、できるだけ原作のイメージに近いカラーリングを意識して塗り分けました。

フロントビューからリアビューまで確認すると、40年以上前のキンケシとは思えないほど、現在でも十分楽しめる造形です。

まとめ|四次元殺法コンビをキンケシで再現

今回は、当時物のレギュラーサイズキンケシから、四次元殺法コンビのペンタゴンとブラックホールをフリーハンド筆塗りでリペイントしました。

赤い素体だったペンタゴンを白く塗り直し、ペールオレンジだったブラックホールを黒と赤の原作カラーへ変更。

ファレホを中心とした水性アクリル塗料と面相筆1本で、2体を約60分で仕上げました。

昔遊んでいたキンケシを、現在の塗装技術で改めて塗り直してみると、当時とはまた違った楽しみ方ができます。

懐かしいキンケシを自分好みのカラーにリペイントする楽しさも、このシリーズの大きな魅力ですね。

この記事を書いた人
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京都府出身、現在東京都江東区住まいのロスジェネ世代です。
コロナ禍・両親の介護対応を機に脱サラし起業。できたすき間時間で模活を始めました。
題材は少年時代から楽しんだ昭和後期~平成初期のキャラクター、ホビーが中心です。

2026年8月22日

Posted by Mさん模活時間の記録