ドラゴンボール メカコレクションVol.2 牛魔王の車を筆塗り製作レビュー|素組みからファレホ&シタデル塗装まで徹底解説#1110
『ドラゴンボール』に登場する印象的なメカ「牛魔王の車」を、メカコレクションVol.2キットで製作しました。素組み工程から極小フィギュアの組み立て、水性アクリル塗料によるオール筆塗り塗装まで、初心者にも分かりやすく詳しく紹介します。

キット開封と内容物チェック
今回はドラゴンボールのプラモデルシリーズ「メカコレクションVol.2 牛魔王の車」を製作しました。まずは塗装前の素組み工程からご紹介します。

説明書はカラーとモノクロの両面構成で情報量が非常に豊富です。組み立て手順だけでなく、機体設定や塗装カラーの提案まで掲載されており、読み物としても楽しめる内容になっています。連動ギミックとして「ブルマのロマンティック戦闘機」の組み立て方法も記載されていました。


パーツは1袋にまとめて封入されており、成形色は3色構成。さらにクリアパーツとマーキングシールが付属します。コンパクトながら満足度の高い内容です。


素組み開始|機体の組み立て工程
ランナーのカットにはタミヤの薄刃ニッパーを使用しました。細かなパーツも多いため、ゲート処理は慎重に行います。

接着には流し込みタイプのプラモデル用接着剤「Mr.セメントSP」を使用しました。毛細管現象で接着できるため、小型キットでも扱いやすい定番アイテムです。
組み立ては機体上部から順番に進めていきます。座席パーツをジョイントし、前面の機銃を取り付けることで一気に特徴的なシルエットが見えてきました。
この機体は「牛魔王も愛用したオールドタイプの機銃付きエアカー」という設定で、独立した運転席にはブルマが搭乗します。後部は二人掛けシートとなっており、孫悟空とウーロンが乗り込む3人乗り仕様です。
車体前部には機銃が2門装備され、ライトやウィンカーは被弾率を下げるため小型化されているという設定も面白いポイントです。細かな部品はありますが、組み立て難易度は高くなくテンポ良く進められました。
極小フィギュア3人の組み立て
続いて搭乗キャラクターの製作です。非常に小さいミニチュアサイズのため、ヘッドルーペは必須でした。
まずは居眠り状態のウーロン。前後2パーツ構成で、表情までしっかり再現されています。
次に孫悟空。頭部が2パーツ構成で、腕を挟み込む形の胴体パーツに如意棒を取り付けます。登場初期の紫の胴着姿が再現されており、懐かしさを感じます。
最後は運転担当のブルマです。腕を挟み込むボディ構造に後頭部の髪パーツを接続します。ストーリー序盤の流れを再現したバニーガール姿になっている点も印象的です。

クリアパーツを機体前面に取り付ければ素組みは一旦完成となります。



塗装前準備として、3人のキャラクターは分解し、塗料の食いつきを良くするため「Mr.スーパークリアつや消し」を吹き付けて下地を作りました。

水性アクリル筆塗り塗装スタート
塗装は水性アクリル塗料を中心にオール筆塗りで行いました。基本はファレホを使用し、ポイントでシタデルカラーを併用しています。

筆は模型用面相筆をメインに、広い面積ではブラシも使用し効率よく進めました。

工程は「下地塗り」と「上塗り」の2段階です。

まずベースとしてファレホ・モデルカラーのライトフレッシュを塗装。白に近いフレッシュカラーで、後の発色を安定させる重要な工程です。機体は部分的に、キャラクターは全面に薄めて塗布しました。
キャラクター塗装|細密筆塗りの見せ場
乾燥後はいよいよ本塗装です。

悟空とブルマの肌にはベーシックスキントーンを使用。色ムラ防止のため、「ラーミアンメディウム」で希釈しながら丁寧に重ね塗りしました。

ウーロンはライトフレッシュを再使用し、明るい肌色に仕上げています。広い面積は筆先で叩くように色を乗せることでムラを防ぎました。

目やリストバンドにはホワイトグレーを使用。隠ぺい力が高く、小面積でも安心して使えます。


悟空の胴着はゲームカラーのエイリアンパープル。ブルマの瞳と髪にはベルデグリを使用し、鮮やかな発色を再現しました。

ブラックは極細筆で慎重に描き込みます。悟空の髪、ブルマのバニー衣装など広い面積もありましたが、安定した塗料性能でスムーズに仕上がりました。


赤にはブラッディレッド、茶色部分にはベージュブラウンを使用し、キャラクターの情報量が一気に増していきます。
機体塗装|原作イメージを重視したカラーリング
機体はゲームカラーのカーキをベースに塗装しました。原作カラーイラストを参考にしながら、成形色の違いをあえて統一感のある同系色へ塗り替えています。

ウィンカーや座席にはライトブラウンを上塗り。下地のおかげで広い面積でも一度でしっかり発色しました。

仕上げには「コントラスト スネークバイトレザー」を水で薄めて染め塗りし、陰影を追加しています。

キャラクターと機体すべて合わせて塗装時間は約90分でした。
トップコート仕上げと完成レビュー
最後に水性つや消しトップコートを全体へ吹き付けて乾燥させ、完成です。

フロントビューからリアビューまで、劇中の雰囲気をしっかり再現できました。3人乗りのオープンエアカーに機銃を備えた独特のデザインは、今見ても非常に魅力的です。

コンパクトながらキャラクター性とメカディテールの両方を楽しめるキットで、筆塗り塗装との相性も抜群でした。



ドラゴンボールメカコレクションVol.2 牛魔王の車は、短時間でも満足度の高い模型製作が楽しめるおすすめキットです。










