【仮面ライダーギルス】2001年製ソフビフィギュアを筆塗りで完全リペイント!#978

2025年8月1日

はじめに:懐かしの仮面ライダーギルスをリペイント

小学生になった長男がかつて遊び倒した仮面ライダーソフビの数々。
今回はその中から、平成仮面ライダー『アギト』に登場した3号ライダー・仮面ライダーギルスをリペイントしました。
オール筆塗りで丁寧に仕上げた一体をご紹介します。

↑動画で見たい方はこちら


塗装前の状態:2001年発売のバンダイ製ソフビ

このソフビは2001年製、バンダイ製。アギト放映中に発売されたもので、刻印もしっかり入っています。
未塗装部分はほとんどないものの、経年による塗装の剥がれが若干見られました。


下処理工程:塗装を活かすための丁寧な準備

  1. 煮沸処理で柔らかく成形しやすくします。
  2. ベンジンに1〜2日浸け置きし、可塑剤を抜いて塩ビを安定化。
  3. 十分乾燥させた後、Mr.スーパークリアつや消しで全体に下地を吹きました。

使用塗料と筆について

  • 塗料は水性アクリル塗料のシタデルカラーとファレホを併用
  • 全て筆塗り仕上げ
    面相筆で細部、広い部分はブラシで時短しつつ丁寧に塗装しました。

色分けと使用カラーの詳細

ゴールド(額・脚部・ベルト)

  • 使用カラー:シタデルカラー「レトリビューターアーマー」
  • 隠ぺい力が高く、粘性のある金属色で立体感アップ。

シルバー(顎・ベルト)

  • 使用カラー:ファレホ「ゲームカラー・シルバー」
  • 落ち着いた光沢感で金とのコントラストが映えます。

レッド(目)

  • 使用カラー:ファレホ「ゲームカラー・ブラッディレッド
  • 鮮やかな赤が全体を引き締めるアクセントに。

グリーン(腕・脚部)

コントラスト仕上げ

  • **シタデルカラー「ミリタルムグリーン」**を水で薄めて染め塗り。
  • 一度の塗装で陰影と深みを演出。

仕上げ:マットコートで質感アップ

  • 最終仕上げに、**シタデル テクニカル「ストームシールド」**を使用。
  • 水で薄めて全体に塗布し、マットで自然な質感に。

さらに、ソフト99のボデーペン・クリアで表面を保護。
乾燥させて完成です!


塗装後レビューとまとめ

  • 高さ約17cmのギルスソフビ。
  • 未塗装部分の少ない個体ながら、筆塗りによって重厚感ある仕上がりに。
  • 台座に立たせ、前後から眺めても映える完成度です。

まとめ

今回は、**平成ライダー・仮面ライダーアギトの3号ライダー「ギルス」**のソフビを筆塗りでリペイントしました。
シタデルとファレホを使い分け、素材感と色味にこだわった仕上げをしています。
お子さんの遊んだフィギュアにもう一度命を吹き込む、楽しいリペイント体験でした。

この記事を書いた人
本サイト運営者

京都府出身、現在東京都江東区住まいの40代半ばのパパさんです。
コロナ禍もあって30年ぶりに模型製作に取り組み始めました。
1980~90年代にワクワクしたヒーローたちのホビーを中心に仕事の合間に飽きない程度に作って情報アップしています。

2025年8月1日

Posted by Mさん模活時間の記録