【ソフビ改造】仮面ライダー轟鬼を全塗装!水性アクリルでリアルに蘇らせる方法 #973
平成ライダー「仮面ライダー轟鬼」のソフビを全塗装。細部まで丁寧に仕上げたリペイント工程を紹介します。
目次
はじめに:蘇る仮面ライダー轟鬼のフィギュア
我が家の長男が小さなころに遊び倒した仮面ライダーのソフビフィギュア。
中でも平成ライダーのひとり「仮面ライダー轟鬼」は、そのまま捨てるには惜しい一体。
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今回は、全塗装リペイントで轟鬼をリアルに再現した様子を、工程ごとに詳しく紹介します!
使用フィギュアと塗装前の状態
使用したのは2005年、バンダイ製の仮面ライダー響鬼シリーズのソフビです。
造形や色分けは悪くないものの、遊びこまれたことで色剥げや未塗装部分が目立ちます。



- 腕・脚部に未塗装箇所あり
- 一部は塗装の剥離が発生
下処理:塗装前の大事な準備
塗装前の下処理を丁寧に行うことで、仕上がりが格段に変わります。
- 煮沸処理:ビニール素材を柔らかくし、元の形に成形しやすくします
- ベンジン漬け:1〜2日ほど可塑剤を抜いて、塗料の乗りをよくします
- 乾燥後、下地処理:Mr.スーパークリア(つや消し)で表面を均一化



塗装工程:カラーごとのハイライト紹介
今回はすべて筆塗りで仕上げました。
使った塗料は以下の2種類:
- シタデルカラー(Citadel Colour)
- ファレホ(Vallejo)

使い分けることで、カバー力や発色を最大限に活かしました。
下地塗装:エルフィックフレッシュで明るさを演出
ファレホ「エルフィックフレッシュ」で白に近い下地を作成。
主に腕・脚・ベルトの一部に使用しました。

金色の塗装:重厚感を出す
- 使用塗料:シタデルカラー BASE「レトリビューターアーマー」
- 部位:ベルト、ディスクアニマル、腕部、頭部など

粘性が高く、ゴールドの隠ぺい力が魅力です。
赤・銀・茶のカラーリング
- 赤:ファレホ「ブラッディレッド」 → 凸凹部分の色分けに
- 銀:ファレホ「シルバー」 → 剥離部分や装飾部に
- 茶:シタデル「モーンファングブラウン」 → 脚部と腰部に使用

緑の補色と特殊塗装仕上げ
- 緑:シタデル「キャリバングリーン」 → 剥げた緑部に補色
- マット仕上げ:シタデル「ストームシールド」で表面を落ち着かせる
- 最終仕上げ:ソフト99「ボデーペン・クリア」で光沢を加えて保護


完成レビュー:リアルに蘇った轟鬼
- 全高:約17cm
- 剥離部分を丁寧に補修
- 未塗装箇所をリアルに色分け



最後に台座を取り付けて展示用に仕上げました。
正面・背面どちらから見ても満足のいく仕上がりです。
おわりに:ソフビ改造は愛と根気!
子ども時代の思い出が詰まったフィギュアが、塗装の力でよみがえる感動。
ソフビの再塗装は、難しくも楽しいホビーです。


興味があれば、ぜひ挑戦してみてください!

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