【リペイント記録】仮面ライダー新1号ソフビを筆塗りで完全リメイク! #972
遊び倒したライダーソフビを全塗装で再生!
我が家には、小学生になった長男が幼いころに遊んだ仮面ライダーのソフビフィギュアがたくさんあります。今回はその中から、昭和ライダーの代表格・仮面ライダー新1号を筆塗りで全塗装リペイントしてみました。
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塗装前の状態と下準備
このソフビの刻印は2004年製、バンダイ発売、中国製造。平成ライダー初期の頃に発売された一体のようです。



頭部アンテナの一部が折れていたため、パテで丁寧に補修しました。



柔軟性を戻すために煮沸処理を行い、その後ベンジンに1~2日浸けて可塑剤を抜く処理を実施。しっかり乾燥させた後、Mr.スーパークリア つや消しを全体に吹き、塗装の下地を整えました。
使用した塗料と筆について
塗装はすべて筆塗りで行いました。塗料は以下を使用:
- シタデルカラー(Citadel)
- ファレホ(Vallejo)

筆は模型塗装用の面相筆を中心に、広い面にはブラシを使って効率化。
下地から本塗装までの工程
1. 下地塗装
最初にファレホのエルフィックフレッシュ(白に近いフレッシュカラー)で補修部やベルトの一部に下地塗装。

2. 銀色(シルバー)
ファレホのシルバーを使用。ベルトや頭部、グローブ、ブーツなど、剥げていた箇所に塗り直し。

3. マスクカラーの調色
マスクのカラーはファレホのシルバー+ジェイドグリーンを混色して再現。銀多めで絶妙なメタリックグリーンに。

4. 緑の上塗り
シタデルのキャリバングリーンを背中とボディへ塗装。隠ぺい力が強く、濃い発色で雰囲気が一気に引き締まります。

5. 黒の部分
ファレホのブラックで、ベルトやマスク、スーツの一部を補修塗装。

6. 赤いポイント
ファレホのブラッディレッドで目、マフラー、ベルトなどに彩色。

最終仕上げとコーティング
質感を統一させるために、シタデルの特殊効果塗料ストームシールドを薄めて全体に塗布。

最後に、**ソフト99のボデーペン(クリア)**を吹き付けてツヤを調整し、乾燥後に完成です。

完成レビューと仕上がりの印象
完成した新1号ソフビは高さ約17cm。マスクの調色と各パーツの再塗装で、印象がガラッと変わりました。台座を使って、正面から背面までしっかり飾れるようにしています。



まとめ
今回は、思い出の詰まった仮面ライダー新1号のソフビフィギュアを、筆塗りでリメイクしました。劣化した箇所の補修から、塗装工程までを細かく紹介しました。お手持ちのソフビも、ひと手間かければ見違える姿になりますよ!










